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DAC、データマネジメント事業の新体制を発表

2015.3.11

 このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:矢嶋弘毅、以下 DAC)は、連結子会社で主にデータマネジメント事業を運営する株式会社モデューロ(以下 モデューロ)の事業を、DACおよび連結子会社2社に事業移管し、DACグループの開発力や販売力を最大限活用することにより、更にデータ関連事業の拡大を図ることとなりましたのでお知らせいたします。

  

◆本件取り組みの背景

 近年、社会や生活のデジタル化が大きく進展し、スマートデバイスの普及、デジタルデバイスの処理速度・能力の向上、生活者によるソーシャルメディアを使った情報発信の増大などに伴い、企業はビッグデータを活用したマーケティング活動を積極化させており、ビッグデータを取り扱うデータ・マネジメント・プラットフォーム(以下 DMP)など関連する市場が急拡大しています。

 

 モデューロは、アドネットワーク「impAct™アドネットワーク」の運営とオーディエンスデータを活用した行動ターゲティング広告商品を展開する中で、データマネジメント事業に注力し、2013年4月にインターネットユーザーを中心とするオーディエンスデータの分析・利用により企業のマーケティング活動を支援するDMP「AudienceOne®」の提供を開始しました。

 事業開始当初よりさまざまな企業とデータ連携を行い、これまでに広告主・媒体社を中心に約800アカウントへ提供するなど、順調に事業を拡大しております。

 DACは、データマネジメント事業をDACグループにとり重要性が高い成長領域と位置づけ、その対応力拡大について検討を進めて参りましたが、急拡大する市場に対して迅速に対応し事業成長を続けるために、DACグループのリソースを最大限活用することが最適であるとの判断に至りました。

  

◆モデューロの事業移管について

 モデューロが運営する各事業のうち、「AudienceOne®」の開発・運営・販売はDACに、様々なテクノロジーを活用した広告主向けのマーケティングソリューション事業は株式会社アイレップ(以下 アイレップ)に、「impAct™アドネットワーク」の運営と販売はそれぞれ株式会社プラットフォーム・ワン(以下 プラットフォーム・ワン)とDACに、事業移管を行います。事業移管は2015年3月31日に終了し、移管された事業は4月1日より各移管先にて開始される予定です。

  

◆今後の展開について

 DACでは、他に先駆け2006年より提供を行ってきた行動ターゲティングサービスを皮切りに、インターネット広告におけるデータの活用に早くから注目してきました。DAC単体での取り組みだけでなく、アイレップによるワンストップのデジタルマーケティングソリューションの提供、プラットフォーム・ワンおよびユナイテッド株式会社によるRTB(リアル・タイム・ビッディング)広告事業、株式会社トーチライトおよび株式会社メンバーズによるソーシャルメディアを活用したマーケティング支援、株式会社ALBERTやデータセクション株式会社との資本提携など、ビッグデータを中心とした最先端のデータドリブンマーケティング分野に関して、様々な取り組みを行ってまいりました。

 このたびの事業移管により、DACグループの総合力を効率的に生かし、提供するサービスの更なる質の向上を目指してまいります。

 なお、本件が連結業績に与える影響は軽微です。


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