サイバーエージェント、国内初となるネイティブ広告に特化した SSP「CA ProFit-X」の提供を開始
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード 4751)のアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、国内初の取り組みとなる(※1)スマートデバイス向けネイティブ広告に特化した SSP(※2)「CA ProFit-X(シーエープロフィットエックス)」の提供を開始いたします。
ネイティブ広告(※3)は、2014 年より多くのスマートフォン広告提供事業者が提供を開始し、従来のディスプレイ広告に次ぐ新しいスマートフォン広告の提供形態として今後も普及していくことが予想されます。2015 年は大手事業者による参入も予想され、広告主の出稿ニーズは急速に拡大し、ネイティブ広告市場は、2017 年には 350 億円に到達すると予測されています。(※4)
このたび提供を開始する「CA ProFit-X」は、スマートデバイス向けネイティブ広告に特化した SSP です。導入サービス件数が国内最大規模のネイティブ広告ネットワーク「AMoAd ネイティブ広告」をはじめとする、4 つのネイティブ広告ネットワークと連携しており(※5)、さらに多くのネットワーク各社との接続調整を進めております。パブリッシャーは「CA ProFit-X」のタグを設置することで、4 つのネイティブ広告ネットワークが抱える多数のプロモーションの配信を受けることが可能になります。「CA ProFit-X」は、これまで運用コストのかかっていた導入・実装などの作業工程を大幅に削減するとともに、パブリッシャーの更なる広告収益の向上に貢献いたします。
「CA ProFit-X」は今後、ネイティブアプリへの配信が可能となる SDK の提供や、より高単価な広告配信を実現するターゲティング技術の開発など、更なるサービス開発・拡充に努めてまいります。
※1 当社調べ(2015 年 3 月 16 日時点)
※2 SSP(サプライサイドプラットフォーム)とは
メディア側の広告収益最大化を目的に、複数の広告案件の一元管理や広告の最適化配信が可能なサプライサイド(メディア側)の広告管理プラットフォームです。
※3 「ネイティブ広告」は、米国のオンライン広告業界団体 IAB(Interactive Advertising Bureau)が2013 年 12 月に発表した IAB ネイティブアド・プレイブック(http://www.iab.net/media/file/IABNativeAdvertisingPlaybook.pdf)のガイドラインを踏まえ、適切な情報提供を行う広告を指します。
※4 株式会社 CyberZ 「2015 年 スマートフォン広告市場動向調査」(2015 年 2 月 18 日)
https://www.cyberagent.co.jp/news/group_press/id=10018
※5 提携が完了しているネイティブ広告ネットワークは以下です。(2015 年 3 月 16 日時点)
・当社アドテクスタジオが提供する「AMoAd(アモアド)ネイティブ広告」
・株式会社シーエー・モバイルが提供する「FLAT(フラット)」
・ログリー株式会社が提供する「logly lift(ログリーリフト)」
・当社アドテクスタジオが提供する「NATS(ナッツ) 」
■アドテクスタジオとは
サイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織。ダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst」、成果報酬課金型 DSP「Smalgo」、プライベート DMP「RightSegment」をはじめ、既存プロダクトの「AMoAd」「CAMP」や「CA リワード」といったアドテクノロジーを開発し、現在 7 つの子会社を含み、計 20 サービスを提供しています。