DACら7社、縦型動画プロモーション支援サービス『タテグミ』の提供を開始
このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:矢嶋弘毅、東証JASDAQ 証券コード:4281、以下 DAC)と株式会社博報堂アイ・スタジオ、株式会社スパイスボックス、株式会社スティーブンスティーブン、株式会社白組、株式会社シースリーフィルム、株式会社リヴァーライズは業務提携を行い、スマートフォン向け映像のプロデュース・制作、メディアプランニング、レポーティング・分析をワンストップで提供するプロモーション支援サービス「タテグミ」を開始します。
また、それに伴いDACは縦型動画を配信できる広告フォーマットを提供している、antenna*、VOGUE JAPAN、GQ、WIRED、VOGUE GIRL、cafeglobe、MYLOHAS、GLITTY、roomie、シブヤテレビジョン3などと協力し、広告商品を販売開始します。
■ 提携の背景
近年、スマートフォンでの動画視聴が急速に普及し、スマートフォンで表示される広告においても動画のニーズが日々高まっています。スマートフォン向けのアプリやブラウザメディアは縦型で構成されており、動画再生時に都度、端末を横に向ける動作は敬遠されがちです。LINE、Facebookなど大手プラットフォームにおいては縦型の動画配信フォーマットを既に採用しており、今後も縦型に対応するプラットフォームは増加すると思われます。このようなスマートフォンにおける動画需要に併せ、縦型映像の制作ニーズの高まりが見込まれています。
縦型の状態で全画面再生することで、従来の横型に比べ、より少ないアクションで視聴を開始できます。動画視聴中は没入感を得られ、スマートフォンにおけるビデオフォーマットとして、高い広告効果が見込まれ、ユーザーの利便性に限らず、新たな広告フォーマットとしても期待されています。
このような市場背景に応えるべく、DACはこのたび映像制作のプロフェッショナル企業各社と提携し、プロデュース、企画制作から、プランニング・配信、分析・レポーティング、改善プランまでを提供できる体制を作り、マーケティング・ソリューションの提供を開始することとなりました。
博報堂アイ・スタジオ、スパイスボックスはトータルプロデュースが必要な案件に対して、クリエイティブからメディア施策まで横断的なディレクションと、縦型動画の効果を最大限発揮するキャンペーンプロデュースを行います。
■ プロモーション支援サービス「タテグミ」の概要
このたび提供するソリューション「タテグミ」の特長は、次のとおりです。
- ●縦型動画のメリット
1.人型(キャラクター)に最適な表示が可能
ファッションモデルの全身、ナレーターによる立ち姿での解説を映しこむ際に、縦型映像であれば細部まで表現することが可能となり、より臨場感のある映像制作が可能です。
2.長い文章を見せることができる
縦書きの日本語のコピーを一度に表現することが可能。高い可読性を維持したままより多くのメッセージを見せることができ、また美しい日本語の書体を生かすことで、様々なクリエイティブでの表現が可能です。
3.分割した画面表現
従来のCM素材などを流用する際にも、CM部分以外に上下のスペースを活用し、より多くのメッセージを伝えることが可能です。
4.新たな表現手法
縦型スクロールなど、従来横型の映像表現ではできなかった縦型動画ならではの表現が可能です。
5.屋外広告との連動
屋外のデジタルサイネージや、大型ビジョンと素材を共有できるため、メディアをクロスしたキャンペーン設計も可能です。
※2015年11月22日に正式オープンする渋谷モディ壁面、シブヤテレビジョン3と連動します。
- ●制作パートナー企業
●縦型動画を配信可能な提携メディア
※広告商品の販売と配信開始は、媒体ごとに異なります。
■ 今後の展開について
「タテグミ」は、今後、制作パートナー企業と配信先メディアを継続的に拡大し、スマートフォン向けの国内最大級の映像ソリューションを目指します。このソリューションにより、オウンドメディアから広告メディアまで、一貫した縦型動画を活用したキャンペーン、プロモーション設計の実現をサポートし、広告主企業にとって生活者と円滑なコミュニケーションを楽しめる環境を整えるべくサービスの機能強化に取り組んでまいります。