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MAツールのフロムスクラッチ、電通グループなどから10億円の資金を調達

2015.12.1

次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」の開発・提供を行う株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部泰洋)は、株式会社電通デジタル・ホールディングス(本社:東京都港区/代表取締役社長:遠谷信幸)が運営する投資事業有限責任組合、グローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:百合本安彦)が運営する投資事業有限責任組合、日本ベンチャーキャピタル株式会社(略称:NVCC、本社/東京都千代田区、代表取締役社長:奥原主一)が運営する投資事業有限責任組合、他既存株主を割当先とする第三者割当増資を実施し、総額約10億円を調達したことをお知らせいたします。

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当社は2015年5月に、北米エリアで豊富な投資実績を持つDraper Nexus Venture Partnersと、伊藤忠テクノロジーベンチャーズらを対象に総額約3億円の第三者割当増資を実施しました。わずか半年の期間であるものの、事業の拡大に伴い、年内に2度目の資金調達を実施いたしました。
なお、今回の調達額は、BtoB、クラウド・エンタープライズ型のサービスを扱う企業においては国内最大規模と認識しております 。

◆資金の用途
当社は、次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」に世界中のビジネスデータを統合・管理させ、収益の最大化を、人工知能を活用して自動化する世界の実現を目指しています。

実現に向け、当社は当該資金調達により、「1.ビジネス上における、あらゆるビッグデータの取得・統合」と「2.人工知能によるビッグデータ活用」を重点強化施策として予定しています。詳細は下記を参照ください。

1.ビジネス上における、あらゆるビッグデータの取得・統合の実現
1) オフラインデータ・非構造データの取得
「B→Dash」は、主にデジタル領域を中心に、集客・販売促進・売上/顧客管理から成るマーケティングプロセス全体のデータを統合して管理します。今後は、TVCM・交通広告に代表される「マスプロモーションデータ」や、「O2O/オムニチャネルデータ」など、デジタル領域外のデータの取得・統合を、自社開発・研究機関とのアライアンスにより実現して参ります。
さらに、営業シーンにおける音声や表情等の「非構造データ」を、IoT・自然言語処理・表情認識技術を活用することで「B→Dash」に自動で統合させます。これにより、全ての領域におけるビジネスデータの一元集約を行い、あらゆるパターンにおいて収益が最大化するシナリオを自動生成する機能の実現を目指し、アライアンス・研究開発投資を積極化させます。

2) SMB市場向けの機能強化、及び市場開拓
あらゆる業種・業態、企業規模のデータを取得・統合していくため、マーケティングプラットフォーム/マーケティングオートメーションをSMB(Small and Medium Business)市場へ展開して参ります。これにより「B→Dash」は、膨大な量のマーケティングデータをリアルタイムで取得・統合できるようになります。SMB市場への展開に伴い、「B→Dash」の機能新規開発・強化、アライアンス・パートナー開拓に積極的に投資していきます。

3) 海外市場向けの機能強化、及び市場開拓
国内だけでなく、世界中の企業のデータを取得・統合していくため、「B→Dash」を海外市場へ展開して参ります。海外市場への展開に際して、ローカライズ対応、追加機能開発、パートナー開拓などに積極的に投資して参ります。

2.人工知能によるビッグデータの活用
1) 人工知能の開発強化
当社が開発・提供する次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」は、マーケティングプロセス全体に渡るデータを一気通貫して統合・管理・分析することを可能にします。これにより、収益の最も高いユーザーの行動法則(=ベストプラクティス)を可視化することができます。そのベストプラクティスに人工知能を活用することで、「あらゆるパターンにおいて、自動で最も収益の高まるシナリオの作成」を実現します。これまでは、マーケターやリサーチャーが多大な時間を費やして分析・施策立案をしていましたが、そのような業務を「B→Dash」の人工知能が代替し、マーケター・リサーチャーを単純作業から開放します。本機能のさらなる強化・研究に向け、人工知能分野における積極投資を加速させます。

これらの重点強化に加え、セキュリティ対策の強化にも注力して参ります。 今後「B→Dash」は、「企業のマーケティングプラットフォーム」から「世界のビジネスプラットフォーム」へと進化して参ります。

◆次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」について
次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」は、マーケティングオートメーションでは実現できない機能・カバー領域を有した全く新しいマーケティングテクノロジーツールで、近年では「マーケティングオートメーションを代替する次世代のソリューション」として期待を集めています。
「B→Dash」は、企業のマーケティングプロセス全体に渡るデータを統合し、一気通貫で分析/管理/改善を可能にするSaaS型のサービスです。 現在、「DMP」「マーケティングオートメーション」「コンテンツマーケティング」「メールマーケティング」などのマーケティングソリューションが話題となっているものの、幾つかのサービスやソリューションを導入した結果、「運用に乗らない」、「効果が見えない」といった課題を抱える企業が数多く存在します。その中で、「B→Dash」はオールインワンで全ての機能を装備、実装した次世代型マーケティングプラットフォーム=プライベートマーケティングプラットフォームとして、個社毎のビジネスプロセスや業務フローに対してカスタマイズし、フィットさせることで、企業の収益向上並びにマーケティング業務効率向上を可能にするプロダクトとして注目を集めています。
「B→Dash」の詳細はこちら
・https://mieruka-b-dash.com/
・https://mieruka-b-dash.com/about-ma/

◆株式会社フロムスクラッチについて
当社は”日本のGlobal Presence向上”をミッションとし、日本にマーケティングテクノロジーイノベーションを起こすべく、独自のマーケティング基幹技術である、『MIERKAマーケティング』を軸に、事業を展開しています。現在は、クライアント企業のマーケティング変革に必要不可欠なマーケティングプラットフォームの構築/導入支援に取り組んでおります。

また、直近ではマーケティングテクノロジーのナレッジを活用し、ビッグデータマーケティング領域、ヒューマンリソース領域への参入を計画しております。今後、マーケティング領域を初めとして、複数領域において、プラットフォームプロダクトの開発及び展開を推進して参ります。


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