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Facebook、2015年第4四半期(10月-12月)業績ハイライト 

2016.1.29

【新情報】引き続きFacebookの利用者数が成長

  • Facebookを毎月利用する月間アクティブ利用者は15億9,000万人以上(対前年比で2億人増)に、毎日利用するデイリーアクティブ利用者は10億4000万人以上(同1億4,800万人増)になりました。
  • 2015年12月には、14億4,000万人がモバイル端末からFacebookを利用し、対前年比21%の増加となりました。月間アクティブ利用者、デイリーアクティブ利用者ともに90%がモバイル端末からFacebookを利用しました。

【新情報】2015年第4四半期の収益とビジネスの成長

  • 第4四半期の売上高は58億4,000万ドルを越え、対前年同期比52%増となりました。広告売上は、同57%増加し56億3,000万ドル(昨年から20億ドル増)となりました。
  • モバイル広告事業の売上高は45億ドルに達し、対前年同期比81%の増加、全広告収入の80%を占めています。
  • 全ての産業、マーケットセグメント、地域で大きな成長を遂げました。
    • 北米とアジア太平洋地域では広告売上がそれぞれ64%、57%と伸長し、引き続き広告事業にとって重要な市場となっています
    • 中国をはじめとする新興市場でも成長を続けており、国外に向けて広告を展開するためにFacebookとInstagramが 利用されています。
  • 2015年度通期の売上は179億ドルとなり、対前年度比44%、為替変動調整後では53%の増加となりました。
    • 2015年度広告事業の売上は171億ドル、対前年度比49%の増加となりました。

既存のコミュニティとビジネスに対するサービス向上のため、第4四半期も引き続き主要製品の改善に注力

  • 【新情報】グループFacebookグループの月間利用者数が、初めて10億人を超えました。
  • 【新情報】つながりと交流?
    • 災害時、9億5,000万人以上に友達や大切な人の無事が通知されました。
    • ネパール地震とパリのテロ事件の後には、何百万もの人々が支援を表明しました。
    • 難民支援のために800万以上の人々が35,000以上のグループやページを活用しました。
    • スターウォーズや米大統領選、インド・スーパーリーグやクリケット・ワールドカップなど様々なイベントを通して世界中の人々がつながりを持ちました。
  • イベント毎月5億人以上の人々がイベント機能を使い、2015年には1億2,300万以上のイベントがFacebook上で作成されました。
  • 【新情報】動画Facebook上で1日あたり1億時間の動画が視聴されています。
  • Instagramはオンラインコンテンツがよりビジュアルにシフトしていくトレンドを引き続き牽引 。コミュニティは成長を続けており、昨年9月には4億人の月間アクティブ利用者数を達成しました。
  • メッセンジャー現在8億人以上がメッセンジャーを利用しています。2015年は月間アクティブ利用者数がおよそ2億500万人以上増加、エンゲージメント率も上昇しました。
  • WhatsApp:2015年末には月間アクティブ利用者数がおよそ10億人となりました。
  • 【新情報】Free Basics:2015年、33ヵ国で新たに提供を開始、1,900万人が利用可能となりました。地方のコミュニティにも安価なインターネット接続を提供すべく、Express Wi-Fiの試験運用も開始しました。2016年には、上空からレーザーでインターネットを提供する初めての飛行体Aquilaのテスト飛行を実施予定です。
  • 【新情報】Facebook Lite低速インターネット環境でのサービス向上のための製品Facebook Liteを改善し、読み込み時間の短縮と動画機能を追加。12月には利用者数が8,000万人以上に達しました。
  • Oculus年末商戦期にSamsung Gear VRを出荷し、好意的なリアクションがありました。今月はOculus Riftヘッドセットのプレオーダーを受付開始、3月末までには最高品質のVR体験を提供する製品の出荷を目指しています。

第4四半期の広告事業は3つの主要分野に引き続き注力

1.)モバイルシフトに注力

  • Facebookモバイルは月間アクティブ利用者14億4,000万人、Instagramは月間アクティブ利用者4億人となり、FacebookとInstagramは2大主要モバイル広告プラットフォームとなっています。
  • 月間アクティブ利用者、デイリーアクティブ利用者ともに90%がモバイル端末からFacebookを利用しています。
  • 2015年の年末商戦期はモバイルマーケティングにとって重要な瞬間となりました。ComScoreによると、11月と12月の消費者のモバイル端末からの支出は対前年同期比59%増となりました。

2.) Facebook広告製品を活用するマーケティング担当者が増加

  • アクティブな広告主が250万社を超えました
  • 5,000万を超える中小事業主が無料のFacebookページを活用しています。
  • 【新情報】第4四半期にはFacebookの広告主上位100社のうち98社がInstagramにも出稿しました。
    • 新情報Microsoftは、Xbox用タイトル「Halo 5」のリリースに合わせ世界の注目を集めるため、FacebookとInstagram向けに最適化した動画で広告を展開テレビとモバイル端末では動画視聴の傾向が異なることを踏まえ、電通イージス・ネットワーク社、Ayzenberg Group社、twofifteenmccann社からなる代理店チームと協力し、音声なしでも冒頭3秒間で関心をとらえる動画を作成しました。結果、主要市場で3億8,000万インプレッションと動画再生回数4,900万回を達成し、米国内での購買意識を10ポイント向上させました。
    • 新情報欧米の年末商戦期の幕開けであるブラックフライデーに向け 、イギリス第2のオンライン小売サイトShop Directはシネマグラフ動画を利用してセール情報を配信。その後、動画を視聴したユーザーにリターゲティングし1日限定のセール情報を告知しました。合わせて、ブラックフライデー当日にはカルーセルとDPA広告を利用し、ユーザーがそれまでに関心を持っていた商品の購買を促進。本キャンペーン単体で広告費用の20倍の効果をあげ、ブラックフライデーのキャンペーンとしても、1日あたりの売り上げとしても最大の効果を達成しました。

3.) より関連性を高め、効果的なFacebookの広告に

  • 2015年は新しい広告商品を多数発表し、消費者ひとりひとりに一層パーソナライズされたマーケティングを実施したいという広告主のニーズに応えました。幾つかの事例をご紹介します。
    • 新興市場に向けスライドショーという、通信速度の遅い回線環境やフィーチャーフォンでも動画に似た広告体験のできるプロダクトを提供開始しました。
    • オンラインでの決済などを実施していない従来型の店舗や企業向けに、近隣の利用者へのリーチを促すための近隣エリア広告を全世界で提供開始しました。
    • より没入感のある体験を通して製品を紹介できる広告形式キャンバのテストを開始しました。
  • 効果測定では、Facebook Pixelやコンバージョンリフトなどのツールが、実際の売り上げへの貢献を証明したり、広告が消費者により関連性ある形で提供できるようサポートしました。
    • 2015年を通し、広告主の多くがクリック数などの数値上の指標から、オンライン店舗や実店舗の売上など実際のビジネス上の結果の測定に移行していきました。
  • 引き続きアドテクノロジーに投資した結果、2015年は特にオーディエンスネットワークが成長したことで、広告主にとって広告のリーチやモバイルアプリの収益化を一層効果的にできたと考えています。

本決算情報に関する詳細は、本社IRサイトをご覧ください。
http://investor.fb.com/
http://investor.fb.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=952040

 


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