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サイバーエージェントの「AI Messenger」、ユーザーのネガティブな反応を一定のルールで検知する「会話破綻アラート機能」の提供を開始

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)のアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、人工知能を活用したチャットプラットフォーム「AI Messenger(エーアイメッセンジャー)」(提供:株式会社AIメッセンジャー)において、会話破綻アラート機能を追加いたしました。


「AI Messenger」は、人工知能を活用したチャットボットプラットフォームです。ユーザーが入力した自然文の意味を自動的に解釈し、FAQデータベースから該当する回答を自動応答する機能のほか、ユーザーが入力した文章やボタン入力から条件を抽出し、該当する商品・サービスの画像をチャット上にカルーセル形式にて表示することができる機能「Conversation Search」を備えており、24時間365日、Webサイト上や各種SNSメディア上など多様なチャネルにてリアルタイムにユーザーの問題を解決します。

昨今、企業のユーザーとのコミュニケーション向上を目的として、Webページ上や各種SNSメッセンジャー上における企業とユーザーとのチャットコミュニケーションは一般的なカスタマーサービスになりつつあります。また、ユーザーの問題解決においてAIとチャットボットによる自動応答を活用するケースも多く登場していますが、複雑なコミュニケーション場面においては、チャットボットでの対応だけではなくオペレーターでの対応もユーザー満足度の観点では欠かせないものとなっています。これに伴い、オペレーターがいかに適切かつ迅速に「複雑なコミュニケーション」を検知し、これに対応できるかが求められています。

この度提供を開始した「会話破綻アラート機能」では、ユーザーのネガティブな反応を一定のルールで検知し、オペレーターが操作する画面に通知を表示することが可能となりました。本機能を活用頂くことで、適切な場面でより迅速にボットからオペレーターへの切り替えが可能となり、ユーザー満足度の向上、離脱率の低下へ貢献いたします。

今後は、AI研究組織「AI Lab」における研究及び産学連携での研究を通し、一定のルールを越えた、よりインテリジェンスな判定方法を実装していく予定です。AIメッセンジャーは今後も、人工知能を活用し、更なるサービス開発・拡充に努めるとともに、積極的な事業拡大を図ってまいります。

AI Messenger

AI Labとは

「AI Lab」は人工知能のアドテクノロジー活用を図る専門組織で、2016年1月の設立以来、高度なAI研究技術を持ち、実用化に積極的な研究室との産学連携を進めております。これまで、イェール大学、東京大学、明治大学、静岡大学、電気通信大学と産学連携を行い、各AI分野において研究を進めております。企業とユーザーをOne to Oneで結び、最適なタイミングで最適な情報を届ける広告配信技術の実現を目指し、研究・開発に努めてまいります。

アドテクスタジオとは

サイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織です。2013年10月1日に設立し、現在では5つの子会社を包括し、約180名のエンジニアによって、RTB広告を支えるSSPやDSP、DMPなど20サービスを提供しております。


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