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DACとNTTドコモ、インバウンド向け新サービス 「Japan Welcome SIM™」を提供開始

インバウンド向けプリペイドSIMサービスの開発および動画広告商品の設計・販売支援

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:島田雅也、以下 DAC)が開発を支援した、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:吉澤和弘、以下 NTTドコモ)のインバウンド向けプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM™」(※1)の提供が開始されます。
 DACは、本サービスのシステム開発支援、広告商品の設計とともに、販売支援も行います。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてインバウンド市場が拡大し、デジタルマーケティングを活用したインバウンド需要の取り込みに対する期待が高まる中、DACでは、グループ会社横断のソリューション「いらっしゃいませ JAPAN!®」(※2)を軸として、グループ全体でインバウンドビジネス強化を進めています。また、アドテクノロジー開発においては、これまで数多くの自社開発サービスを提供するなど、市場を牽引してきています。DACは、メディアレップとしての広告商品設計・販売における知見に加え、アドテクノロジー分野での実績と技術力により、NTTドコモの新サービスにおいて同社と協業を行うに至りました。

 NTTドコモが提供する「Japan Welcome SIM™」は、訪日間近のユーザーが訪日前に専用サイトで申込みの上、訪日後に空港内の施設等にてSIMカード(※3)を受け取り、ドコモの通信ネットワークを15日間利用できるサービスです。

 専用サイトにおいて、訪日前に自国で広告動画を見たりアンケートに回答したりすることで、それらに応じた高速データ通信量をチャージし、来日時にSIMカードを利用してそのデータ分を使用することができます(※4)。 

Japan Welcome SIM

 DACはこのプリペイドSIMサービスの開発を支援するとともに、「Japan Welcome SIM™」専用サイトの広告商品設計を行いました。これにより、訪日前や訪日中の外国人ユーザーに対して、インバウンド向け商品を訴求する広告サービスを実現しました。動画広告視聴やアンケート回答のステップを設けることで、訴求商品・サービスの認知度や理解度を調査することができ、オプションとして5ヶ国語への翻訳や動画制作も提供予定です。

 本広告配信システムの基盤は、DACが提供するアドサーバー「FlexOne®」(※5)や進行管理ツール「ad-meister™」(※6)などのソリューションによって構築され、動画広告配信および進行管理業務の効率化を実現しました。

 DACは今後も、デジタルマーケティングにおける知見と技術力を生かし、さまざまな媒体社との連携を推進することで、企業と生活者が円滑なコミュニケーションを実施できる環境の整備を目指し、ソリューション開発および強化に積極的に取り組んでまいります。

(※1)「Japan Welcome SIM™」は株式会社NTTドコモの商標です。
(※2)2016年7月19日当社リリース 『インバウンドビジネスに対応する総合デジタルマーケティングソリューション「いらっしゃいませJAPAN!™」を提供開始』 http://www.dac.co.jp/press/2016/20160719_inbound
(※3)SIMカードとは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている、加入者を特定するためのID番号が記録されたICカードです。
(※4)料金プランは、無料のプラン0、有料のプラン1000/プラン1700の3つのプランを提供します。プラン0は、訪日前に、自国で対象の広告動画等を見れば15日間無料で、128Kbpsのデータ通信が利用可能となるものです。なお、プラン0は、2017年10月頃の提供を予定しております。
(※5)DACが開発・提供している「FlexOne®」は、媒体社の広告配信の運用効率を向上させる統合プラットフォームです。
(※6)DACが開発・提供している「ad-meister™」は、媒体社が広告業務に必須となる進行管理業務をサポートし、業務の効率化を実現します。


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