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DAC、次世代アドサーバ”FlexOne® STINGRAY”の提供を開始

2014.7.9

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:矢嶋弘毅、以下DAC)は、統合プラットフォーム“FlexOne®”において、スマートデバイス広告の収益最大化を目的とした次世代アドサーバ“FlexOne® STINGRAY”の提供を開始いたしました。

◆“FlexOne® STINGRAY”提供の背景
 近年、スマートフォンの保有率が58.1%※1、特に10代、20代では8割を超えるまでになり、特に動画視聴経験は8割超※1となるなど動画コンテンツの需要が高まるとともに、媒体社においてはスマートデバイスにおける動画広告やネイティブアドなどの需要が高まりつつあります。また、運用型広告が急成長し、様々なビジネスモデルが出てきたことで、媒体社の収益構造が複雑化してきました。
 DACでは、このような変革期を迎えている媒体環境を適切に支援するため、スマートデバイスや動画広告などに対応した、次世代アドサーバ“FlexOne® STINGRAY”のサービスを開始いたします。

◆“FlexOne® STINGRAY”の特徴
1) 動画/リッチメディア広告のスマートデバイス完全対応
 動画広告の規格VAST(Digital Video Ad Serving Template)やスマートデバイスのリッチメディア規格MRAID(Mobile Rich Media Ad Interface Definitions)にも対応し、動画やリッチメディアに特化した各種指標のレポートを提供します。また、外部のアドネットワークとも接続が可能であり、今後需要の増加が見込まれるスマートデバイスの動画やリッチメディア在庫の収益化を実現します。

2) ネイティブアド対応
 IABの「ネイティブアド・プレイブック」※2に定義されている、ページ全体のデザインにフィットし、かつユーザエクスペリエンスに裏付けされた、ネイティブアドの広告フォーマットにも柔軟に対応可能です。

3) アドネットワーク/SSP配信を制御する“メディエーション機能”
“FlexOne® STINGRAY”では、複数のアドネットワーク/SSPの導入及び運用をDACが代行します。さらに、メディエーション機能や独自のアルゴリズムによる自動最適化により、PCはもちろんスマートデバイスの収益最大化を実現します。

4) 在庫トレンドの可視化、配信調整機能 “Smart Even Delivery”
 “FlexOne® STINGRAY”で過去に配信した実績を基に広告在庫量を予測し、可視化することでマーケティングツールとしての利用も可能です。また、アドネットワーク/SSPの配信実績も加味した広告枠の配信トレンドを学習することで、広告露出の機会を逃さず安定して配信することができます。

5) 媒体社に合わせた柔軟な料金モデル
 従来のCPM課金モデルは、媒体社の収益変動に関係なくコストが発生していました。“FlexOne® STINGRAY”では、CPM課金に加えレベニューシェアでの提供により、媒体社の固定コストを削減することができます。

◆“FlexOne® STINGRAY”の今後の展開について
 “FlexOne® STINGRAY”は、国内の媒体社へ展開するとともに、ASEANを中心に海外の媒体社に対しても導入を進めていきます。また、“AudienceOne®”や“YIELDONE ®”との連携により、ビッグデータを活用したプログラマティック・セリングにも対応していきます。
 DACでは、新統合プラットフォーム“FlexOne®”の提供を通じて、インターネット広告市場の発展に貢献するとともに、ネットマーケティングの進化を図り、企業ビジョンである「Empowering the digital future /デジタルの未来に、もっと力を。」を推進することで、社会に貢献してまいります。

※1 データ出典:博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター

http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2014/04/20140411.pdf

※2 IAB ネイティブアド・プレイブック (日本語訳)

http://www.dac.co.jp/press/pdf/20140619_iab_nativead.pdf


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