マーケティングプラットフォーム「アドエビス」、「AD EBiS シングルソースAPI」を提供開始し外部システムと連携可能に
株式会社ロックオン(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:岩田 進、以下ロックオン)は、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」によって計測されたユーザーログデータを外部システムと連携することが可能な「AD EBiS シングルソース API」を2017年7月3日(月)にリリースすることを発表します。
「AD EBiS シングルソースAPI」提供の背景
WEBサイト内で蓄積されるログデータや、IPアドレス等によって取得される位置情報、サードパーティデータによって提供されるデモグラフィックデータ等、点在するデジタルデータを用いることで、企業は高い精度でターゲットと接触し、適切なタイミングでコンテンツを提供することが可能となりました。
しかし、保有するデータを他社システムと連携し、分析・活用することは、事業者にとって楽な作業ではありません。特にUnknownユーザー(属性未取得のユーザー)のデータ活用は、新規の顧客を増やす上で最も重要とされていますが、データ量が膨大であることからデータの取得自体が難しく、活用は困難とされてきました。
今回提供される「AD EBiS シングルソースAPI」では、アドエビスに蓄積されているUnknownユーザーが持つ、WEB上での接触データ(個人情報を含まないユーザーデータ)をAPIによって取得することが可能となります。
これにより、同一人物の「広告表示」「広告クリック」「自然検索流入」といったサイト流入に至る”キッカケ”となった活動履歴はもちろん、「サイト内行動」や「コンバージョン」といったWEBサイト内における接触データ、「デバイス」「性別」といったunknownユーザーのシングルソースデータを自社のCRMシステムや、MAツール等の外部システムとシームレスに連携させることが出来るようになります。
「AD EBiS シングルソースAPI」について
「AD EBiS シングルソースAPI」を使うことにより、アドエビスで計測したunknownユーザーデータをDSPのような広告配信システムや自社の顧客情報を管理するCRMシステムとシームレスに連携できます。
例えば、「広告表示」のデータを使った広告配信・メールマガジンの送付が可能となり、特定の動画広告を閲覧したunknownユーザーを対象に、DSPによるバナー広告を配信することも可能となります。また、メールアドレス取得済のユーザーには個別でメール配信といった、システム間の連携を実現できます。
これにより企業は、媒体やツールによって分断されていたユーザーとの接点を紐付けたマーケティング活動が行えるようになります。
※問い合わせ多数の場合、提供先を限定させていただくケースがございます。
「アドエビス」について
「アドエビス」は、顕在層向け施策である、刈り取り型の広告の効果測定はもちろん、潜在層向け施策であるコンテンツマーケティングや動画広告等、マス媒体であるテレビCMに至るまで、あらゆるマーケティングにおけるユーザー接触ログデータを蓄積することができます。蓄積したログデータを用いることにより、マーケティングにおけるパフォーマンス最大化のための仮説立て・予算最適化・検証を行うマーケティングプラットフォームです。