アドアジアホールディングス、メディア向け「AdAsia Digital Platform for Publisher」を刷新
アジアでAI(人工知能)を活用したマーケティングソリューションを展開するAdAsia Holdings Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:十河 宏輔、以下:アドアジアホールディングス)は、メディア向けソリューションである「AdAsia Digital Platform for Publisher」を刷新し、AIを活用したメディアの広告収益最大化機能を搭載し、子会社である株式会社フォーエム(本社:神奈川県鎌倉市、CEO:髙橋 勇、以下:フォーエム)より提供開始したことを発表致します。
背景
アドアジアホールディングスは2017年10月2日付けで、メディア向け収益化事業を行うフォーエムを子会社化致しました。この子会社化に伴い、フォーエムが提供している、複数のアドネットワークやSSPの広告収益を一つの管理画面で確認することができる「FourMCloud」*1を、アドアジアホールディングスがアジアのメディア向けに提供していた「AdAsia Digital Platform for Publisher」*2と統合致しました。この統合により、日本のアドネットワークやSSPの広告収益を一括して確認することが可能になりました。
さらに、この度の統合に合わせて、アドアジアホールディングスが提供しているAIを活用した広告収益最適化機能の搭載が完了致しました。これにより日本国内のメディアはフォーエムを通じて、さらなる広告収益最大化の機会を得ることとなります。
AdAsia Digital Platform for Publishers (Dashboard)
AdAsia Digital Platform for Publisherの新機能
AIの機能の中でも以下に挙げられるマシンラーニングの機能を搭載し、メディアの広告枠や各広告プラットフォームのデータを活用することで、メディアの収益最大化に寄与します。
・海外だけでなく、日本国内のアドネットワークやSSPの広告収益を一元管理
・各広告枠のフロアプライス自動最適化機能
・各広告プラットフォームのデータを分析し、広告配分の自動最適化機能
今後の展望
アドアジアホールディングスとフォーエムとの連携には、多くの事業上のシナジーが期待できます。今回のFourMCloudとの統合及びAIの搭載だけでなく、今後はメディアや広告主向けにPMP(プライベートマーケットプレイス)を導入できるようにするなどの、幅広いソリューションの展開を進めて参ります。
*1 FourMCloud
フォーエムが提供しているメディア向け管理画面。広告枠別やサイズ別、サイト別、アドネットワーク別等あらゆる角度から媒体収益を統合的に把握することができます 。各アドネットワークの管理画面にログインせずに定期的にレポートを取得することができるため、メディア側の管理コストが削減できます。
*2 AdAsia Digital Platform for Publisher
アドアジアホールディングスがメディア向けに提供している、 AI(人工知能)を搭載したプログラマティックバイイング及びレポーティング機能を一つのダッシュボードで管理できるソリューション。