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Datorama、エム・データ提供の「TVメタデータ」との連携を発表

datorama mdata

Daorama Japan(デートラマジャパン/本社ニューヨーク、CEO:ラン・サリグ、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:布施一樹)が提供するマーケティング・インテリジェンスDatoramaと、株式会社エム・データ(本社:本社:東京都港区、代表取締役: 関根俊哉)が提供する「TVメタデータ」が、「TV Data Connect」経由で本日、接続開始いたしました。


エム・データの「TVメタデータ」は、TV番組・TV-CMを24時間/365日モニタリングし独自にサマライズ、テキスト化したデータベースで、「いつ」「どの局の番組やCMで」「何が(誰が)」「何を」「どのように」「何秒間(何回)」放送されたのかを記録し、放送局様から広告主様、広告代理店様まで、自社や競合社のブランド・商品・サービス・人物・事象など、番組やCMの放送内容を把握でき、競合他社や業界トレンドも確認できます。

昨今、TV-CMなどオフラインのデータとデジタル広告、顧客の売上関連データを統合し、一元的にPDCAを回したいというお客様からのお声をよく伺います。TV-CMは投資額が特に大きいにも関わらず、デジタルに比較して、科学がしづらく、投資最適化が難しいという問題意識をお持ちの企業様も多くいらっしゃいます。

今回のエム・データのTVメタデータとの連携を通じ、こうした課題解決をサポートしてまいります。同社のTVメタデータのほか、視聴データ、デジタル広告、ソーシャルの口コミ情報やシェア率などの反響、売上やCRMデータなどのデータをDatorama上で全て統合することで、マーケティング活動の可視化、分析を一気通貫で行えるようになります。例えば、TV-CMとオンラインのクロスチャネルキャンペーンなら、TV-CMでリーチできていない部分を即座にオンライン施策で補完可能となります。

また、エム・データ内のビッグデータ解析プロジェクト「ライフログ総合研究所(Life Log Lab.)」(所長:梅田仁)が提供するビッグデータ分析サービス「TV Rank」とも連携し、TVメタデータによる「認知」から、Web検索データでの「関心度」、SNSデータによる「好感・意向度」、POSデータによる「購入」までをマーケティングファネルで分析し、視聴者の態度変容やインサイトを行い、競合ブランドとのポジショニング、時系列トレンド、施策のパフォーマンス、ROIなどDatorama上で指標化・可視化するダッシュボード展開を計画しております。マーケティング投資のROIの可視化により、マーケティング投資の透明性、事業へのインパクトも可視化されることで、事業全体のROI可視化・最適化も促すことが可能となります。

加えて、Datoramaの人工知能(AI)「Datorama Genius(デートラマ・ジーニアス)」との連携も視野に、「TV Meta Data + Datorama + AI」として、新たなマーケティングデータ統合・分析ソリューションを構想しております。

TVメタデータとの連携で可能になることの例

  • TV番組やTV-CM、デジタル施策との相関をみた、マーケティング予算配分最適化
  • オフライン X オンラインX売上データの分析を通じた事業全体の最適化
  • エム・データとライフログ総合研究所が提供するビッグデータ分析サービス「TV Rank」が持つ、TVメタデータと各種サードパーティデータ(視聴データ、Web検索、Webアクセス、Twitter、POSデータなど)との相関分析によるマーケティング効果の可視化やPDCAの高速化(TV Rankとの連携は今後を予定)

マーケター、CMO、経営層の皆様におけるマーケティング戦略の最適化はもちろん、事業全体を俯瞰し、マーケティングのROIから事業戦略全体の一元管理を実現し、統合的分析を通じた、PDCAの高速化をサポートしてまいります。さらに、マーケティング投資の透明化を支える連携となっております。

これからもDatoramaは、様々なデータプロバイダー、リサーチ会社、ツールベンダーとの連携を進め、マーケティングエコシステムを確立し、マーケティング戦略・事業戦略の最適化を支えてまいります。

TVメタデータによる競合比較

TV x ソーシャル X 売上の相関ダッシュボード(TV Rank)

 

 

エム・データが提供する「TVメタデータ」とは?
株式会社エム・データでは、関東・中京・関西エリアのテレビ局で放送されたTV番組やTV-CMを、テキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築しています。データセンターでは常時40名前後の専属スタッフが24時間365日「いつ」「どこで」「何が」「どのように」「何秒間」放送されたかを、当社オリジナルのデータ収集システムを使用しデータの生成を行なっております。TVメタデータは主に4種類に区分し、「1.番組データ(番組放送内容)」「2.CMデータ(広告出稿内容)」「3.アイテムデータ(番組で紹介された商品情報)」「4.スポットデータ(番組で紹介された店・宿・観光地等の情報)」で構成され、ローデータサービスの他に、ランキングコンテンツや調査・集計・分析等のレポートサービス、分析結果を基にしたコンサルティングサービス等があります。

「TV Rank」について
「TV Rank」は、TVで実際に放送された内容を記録したデータ「TVメタデータ」を、簡単にご利用できるようにした、クラウド型TVビッグデータ分析サービスです。「TV Rank」を用いることでTV-CMやTV番組の放送内容をランキング形式や時系列形式で簡単に検索・集計することが可能となります。

株式会社エム・データについて
株式会社エム・データは、テレビ放送(番組およびCM)の放送実績を独自にテキスト化したデータベース「TVメタデータ」を生成して、調査・分析・配信を行なっている、2006年に設立されたデータプロバイダ・リサーチカンパニーです。2014年1月に、民放キー局(在京5局)等と資本提携し、デファクトスタンダードなデータベースを構築しており、主なサービスには、番組やTV-CMの放送内容を詳細に記録した「TVメタデータ」を提供する「1.データ配信サービス」、お客様のご要望に応じて調査・分析を行なう「2.放送実績調査サービス」、放送された話題を露出・報道量等で集計したランキング形式で配信する「3.ランキングサービス」、「TVメタデータ」を基点としたビッグデータ解析ツール「4.TV Rank」の提供や企業のマーケティング支援、メディアコンサルティング業務等があります。http://mdata.tv

Datorama Japan株式会社
Datorama Japan株式会社(デートラマジャパン)は2012年創業の米国拠点のマーケティングBI企業Datoramaの日本支社として2015年設立された。世界唯一のマーケティングデータ統合・分析プラットフォームDatoramaをブランド企業、広告代理店、メディア運営会社、マーケティング系プラットフォーマーに提供しています。Datoramaのsoftware-as-a-service (SaaS)型プラットフォームは、数十から数百のデータソースを唯一のデータソースとして統合し、より効果的なレポート作成、さらに、迅速な意思決定を支え、マーケティング活動全体の統合的管理を可能にします。エンドツーエンド・マネジメントと機械学習及び人工知能、高機能なアーキテクチャが組み合った唯一無二のソリューションが、全てのレベルのデータ・ドリブンマーケターたちが、あらゆるマーケティングデータを繋ぎ、統合し、分析し、意思決定することを容易に実現します。Datoramaは数千のトップ企業のマーケティング分析を支え、現在全世界16拠点でビジネスを展開しています。最近では従来のAPIに加え、インテグラル・アド・サイエンス、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)やマルケト、シミラーウェブとのAPI接続を開始しています。


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