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D2C、デジタル広告配信研究開発チームに理研革新知能統合研究センター長 杉山 将教授が 技術アドバイザーとして就任

2018.1.31

株式会社D2C(本社:東京都中央区、代表取締役社長:宝珠山 卓志、以下D2C)は、2018年2月1日より、データ分析や機械学習を活用したより高度な広告配信システムの開発を目的とした社内専門チームの技術アドバイザーとして、機械学習などの基礎理論で国際的に活躍している、理化学研究所の革新知能統合研究センター長で、東京大学(大学院新領域創成科学研究科)教授の杉山 将氏を招聘しましたのでお知らせいたします。


杉山氏は、「NIPS(Neural Information Processing Systems)」という、機械学習分野最大の国際会議でアジア人初のプログラム委員長になるなど、研究者として世界的に高い評価を受けており、文部科学省が所管する理化学研究所の革新知能統合研究センターのセンター長に41歳の若さで就任するなど日本を代表する研究者として知られています。

D2Cはこれまで、独自DMPの構築や「docomo AdNetwork(※1)」、「docomo DSP(※2)」をはじめとする各種運用型広告配信システムの開発、運用を行って参りました。今回の取り組みにより、杉山教授が専門とする機械学習技術を取り込むことで、デジタル広告配信の最適化とサービス品質のさらなる向上を目指してまいります。

杉山 将教授 コメント
広告配信の最適化は、ビッグデータを用いた機械学習が最も有効に活用されている分野の一つです。 最先端の機械学習技術を導入することにより、デジタル広告配信システムの更なる高度化・サービス品質向上に貢献できればと思います。

Dr_Sugiyama
杉山 将教授 プロフィール
理化学研究所 革新知能統合研究センター センター長
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授

<略歴>
1997年3月 東京工業大学 工学部 情報工学科 卒業
2001年3月 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 博士課程修了(博士(工学))
2001年4月~2002年12月 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 助手
2003年1月~2014年9月 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 准教授
2014年10月~現在 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授
2016年4月~現在 理化学研究所革新知能統合研究センター センター長

<受賞歴>
2007年 IBMのFaculty Award受賞(非定常環境下での機械学習の研究)
2012年 船井学術賞
2014年 文部科学大臣表彰若手科学者賞
2017年 日本学士院学術奨励賞及び日本学術振興会賞受賞


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