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イクス、広告計測システム「EQS VIEW」においてITP に対応した新たな計測システムを開発

2018.5.14

イクス株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:野田大智)は、広告計測システム「EQS VIEW(イクスビュー)」において、Cookie や FingerPrintに依存せず、「ITP」に対応した新たな計測システムを開発し、5 月 10 日より公開いたします。

背景・経緯

2017 年、アップル社は Safari11.0 をリリースし、新しく「IntelligentTracking Prevention(以下、ITP)」と呼ばれる機能が追加されました。ITP とは、Cookie と呼ばれる端末を識別する技術に制限をかけるもので、広告の正確な配信や計測に影響を及ぼすものでありました。
そこで、広告計測システムを提供する企業は、これに対応するため、各社仕様変更を進めました。ただしその方法は、広告をクリックした際に表示されるページ(通称「ランディングページ」「LP」)に、JavaScript タグを設置する必要があり、従来は成果ページにのみ設置していたのに対し、導入コストがかかる方法でありました。
また、Cookie 以外で計測する手法として、デバイスの様々な情報から端末を推定する技術である「FingerPrint」という技術がありますが、FingerPrint によるユーザーの識別は、「特定」ではなくあくまで「推定」であり、時間の経過に伴い識別が困難になるといった懸念も挙げられています。
そこで当社は、広告効果測定システム「EQS VIEW」において、これらの技術に依存することなく正確なトラッキングを実現するシステムを開発し、ITP 機能に対応致しました。

概要

当社が開発した新しいトラッキングシステムでは、Cookie や FingerPrint に依存せず、広告の配信や計測をすることができます。当手法では、従来通り、成果ページにタグを設置するのみで、ITP 機能に対応した形で計測を行うことが可能です。
また、当システムでは Cookie の技術も併用しているため、PC・Android などITP の影響を受けないプラットフォームではこれまで通りの計測ができ、既に発行した Cookie もそのまま利用されます。そのため、当システムの導入によって、既存ユーザーが重複してカウントされるといった問題は発生せず、より正確なトラッキングを実現するシステムとなっております。

eqs

広告効果測定システム「EQS VIEW」について

EQS VIEW(イクスビュー)は、純広告、リスティング広告、アドネットワーク広告、アフィリエイト広告、記事広告など、あらゆる広告を一括管理


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