オプトの広告効果測定ツール「ADPLAN」、Safariのトラッキング防止機能ITPに対応
2017.9.26
株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:金澤 大輔、以下オプト)のエンジニア組織であるOpt Technologies(オプトテクノロジーズ)は、オプトが提供する国内最大級の広告効果測定ツール「ADPLAN」にて、Apple 社がリリースした Safari ブラウザへのトラッキング防止機能 Intelligent Tracking Prevention(ITP)への対応を行いましたのでお知らせいたします。
具体的には、Safariブラウザでファーストパーティ Cookie を優先して計測する対応を行っております。サイト解析機能を利用している、またはダイレクト計測機能を利用している企業アカウントにおいては、企業側での追加作業が発生することなく、ITP の影響を受けない計測が可能となります。リダイレクト計測を利用している企業アカウントにおいては、広告のランディングページにタグを設置することで、これまで通りの計測が可能となります。
なお、「ランディングページとコンバージョンページのドメインが異なるサイト」など一部のケースにおいては、この度の対応外となりますが、10月末を目途に対応完了予定となります。
今後もオプトでは、ADPLAN サービスの提供を通し、企業のマーケティング活動の支援を行ってまいります。
Intelligent Tracking Prevention(ITP)とは
Apple 社が提供する最新バージョンの iOS11や macOS High Sierra に新たに搭載された機能で、Safari ブラウザにトラッキングを目的とするCookie であると識別されると、一定時間をおいて Cookie の利用制限やアクセスが遮断されるものです。
CookieがITPの制限対象となった場合(※)、Cookie 取得後24時間を経過した時点でユーザの追跡ができなくなり、ユーザの行動履歴の計測がされず、リターゲティング配信ができなくなる等の問題が生じます。
※端末ごとに内蔵された Safari の機械学習の分析結果によっては、どの程度が ITPの対象になるかは不確定となります。