ユナイテッドのSSP「adstir」、サイバーエージェント DSP「Skyrocket」との接続を開始
ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長CEO:早川 与規、証券コード:2497)は運営するスマートフォン媒体社向けのSSP(※1)「adstir」において、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)が提供するDSP(※2)「Skyrocket」とバナー領域に加えて、ネイティブアド領域においても連携を行い、RTB(※3)取引を開始したことをお知らせいたします。
今回の接続により、「adstir」経由で広告を配信しているメディアは、RTB取引において「Skyrocket」が新たな提携先として追加され、入札数の増加による競争が活発化し、広告収益の向上が期待できます。
また「Skyrocket」経由で広告を出稿している広告主は、「adstir」が保有する豊富なメディアのネイティブアド在庫にリーチする事が可能となります。
「adstir」は今後も拡大が見込まれるスマートフォン広告市場において、国内外のDSPとのRTB接続を進める事でRTBの広告流通量を増加させ、ご利用いただいているメディア様の収益を向上してまいります。
DSP「Skyrocket」とは
サイト滞在時間の長いユーザーを「企業の商品やサービスに興味があり、コンテンツをしっかり見る質の高いユーザー」と定義し、サイト訪問後のユーザー行動を計測・分析しながら滞在時間の長さに応じて入札価格の最適化を行う広告配信プラットフォームです。
興味関心の高いユーザーを自社サイトに積極的に誘導することで、サイト滞在時間の最大化とブランド認知率の向上を実現します。
SSP「adstir」とは
ユナイテッドが2011年9月に運営を開始したSSPで、アドネットワーク広告収益を最大化しつつ(イールドオプティマイズ機能)、RTB広告(※3)の競争入札を利用する事で更なる広告収益を得る事ができるメディア向けの広告マネタイズプラットフォームです。サプライサイドにおいて国内スマートフォン市場で最大規模のプラットフォームとなっています。
また、広告枠の設計や表示広告の選定など、コンサルタントによるメディアトレーディングデスク機能としての役割も広げており、今後も総合的な広告プラットフォームとして強化と発展を継続し、最新アドテクノロジーによる広告ソリューションを提供して参ります。
(※1) SSP(Supply Side Platform, Sell Side Platform)とは
複数の広告案件を一元管理し、配信を最適化(イールドオプティマイズ機能など)する事で収益の最大化を狙う、サプライサイド(媒体側)の広告管理プラットフォームのこと。
(※2) DSP(Demand Side Platform)とは
設定した配信ロジックに従って、最適なユーザーへ広告を配信し広告効果の最大化を狙う、デマンドサイド(広告主側)の広告管理プラットフォームのこと。
(※3) RTB (Real Time Bidding)とは
RTB広告とは、広告の買い手(広告主)がDSPを使い、SSPを経由してメディア(媒体)の広告枠を入札形式でインプレッション毎に買い付けを行う広告技術のことであり、これにより広告の買い手(広告主)は効果に見合った最適な値付けを行うことで広告効果の向上を図ることができる。また、メディア(媒体)は最も高い入札を行った広告主へインプレッションを販売することができるため、飛躍的な広告収益の向上が期待できる。