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インティメート・マージャー、IoT機器も含めた独自のクロスデバイス推定技術を開発・提供を開始

約4.7億件のオーディエンスデータを提供するDMP専業最大手、データマーケティングカンパニーの株式会社 インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島亮次、略称IM)はこの度、PC・スマートフォンに加え、IoT機器も含めた独自のクロスデバイス推定技術を開発・提供開始し、株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚純晃、略称インテージ)と共同で開発した実証実験において、クロスデバイスユーザーの合致率96.5%を確認しました。

クロスデバイス推定技術とは、異なるデバイスを利用する同一のユーザーを、CookieやIPアドレスなどのデバイス情報をもとに識別する技術です。

従来より、Cookie情報に限定したトラッキング方法について、クロスデバイスでの情報連携が困難とされておりました。一方で、マーケティング担当者や事業開発担当者からは、オンライン・オフラインを問わず、ユーザー動向をLTV測定をしたいという相談が数多く寄せられていました。

そこでこの度、IMが保持する国内最大級のWeb動向データおよびIoT事業者が持つ視聴、利用頻度などのデバイスデータをIM独自の技術を使い統合し、調査対象をニーズ群とすることで、透明性の担保や情報提供の選択といったユーザー保護を行いつつ、高精度推測型のオムニチャネル分析を可能にいたしました。

本技術により広告配信の精度が高まるだけでなく、IoT機器を通じた情報提供の適正化などデータマーケティング全般への活用が可能です。例えば、企業にとっては、Wi-Fi接続されたカーナビのデータ識別により、走行中の運転者に対するオンラインでの行動履歴に基づくレコメンドや、IoTヘルスケア機器のデータ識別により、保険などの金融商品の料率や金利との連動への寄与が可能になります。個人にとっては、今まで以上に便利な情報が早く・安く手に入る世界に近づきます。

今後は、スマートテレビや、スマートスピーカー等を取り扱うIoT事業者との連携を始め、広告のオン・オフライン接触情報と企業側が持つ顧客情報を統合し、マーケティング・分析・需給予測など様々な分野でのデータマネジメントを提供してまいります。

インティメート・マージャー

■実証実験について

下記条件下において各デバイス間の同一ユーザー推定を行い、実際の接触率との差異を検証しております。

<実証環境>

調査方法:インテージ社が管理するパネルを用いたスマートテレビとの連携率、類推精度の調査

調査時期:2018年5月9日~5月15日


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