ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

Twitterの「MoPub」、アドバンストビディングに「Facebook Audience Network」が追加

2020.2.28

mopub facebook
アドバンストビディングのオープンベータにFacebook Audience Networkが加わりました。


Facebook Audience Networkでアドバンストビディングを採用したいパブリッシャーは、MoPubのアカウントチームかmopubjapan@twitter.comまでご連絡いただくだけで利用できるようになります。 Facebook Audience Networkでの入札がより幅広くなることで、パブリッシャーは収益を増やせるだけでなく、ウォーターフォールの管理がシンプルになるため時間の軽減にもつながります。

「これで、すべてのパブリッシャーが業界大手のデマンドソースを簡単に統合し、アドバンストビディング経由で在庫の入札に参加できるようになりました。 パブリッシャーがFacebook Audience Network に連携し、アドバンスビディング上で有効化されれば、Facebook Audience Networkは130を超えるMoPub Marketplaceのビッダー(Twitterオーディエンスプラットフォームなど)とすぐにリアルタイムで競争を開始します」とMoPubのアドバンストビディング担当シニアプロダクトマネージャーであるデビッド・グレグソンは述べています。
MintegralとVerizon Mediaがアドバンストビッダーに
Facebook Audience Network、AdColony、TapJoyに加え、私たちはまもなくパートナーシップを拡大し、MintegralとVerizon Mediaをネットワークビッダーのラインアップに迎えます。 これによりパブリッシャーと開発者は、プログラマティックなデマンドと多様なアドフォーマットに新たにアクセスできるようになるほか、ウォーターフォールの管理にかける時間を短縮できます。

「MoPubは業界屈指のパートナーであり、今回の連携で私たちは米国およびEMEA市場の理解を深めつつ、同時に欧米の開発者に対してより良いサービスを提供できるようになるでしょう」とMintegralのCEOであるエリック・ファング氏は語ります。 「また、このパートナーシップにより、メディエーションとアドバンストビディングを通じて、MoPubのパブリッシャーに対するデマンドも特にアジア市場で増えると考えています。 私たちが東西の架け橋となり続け、このパートナーシップにより2つの市場がコミュニケーションを増やし、相互理解を深めていくことで、すべての関係者に良い結果がもたらされると信じています」と彼は付け加えています。
売り手にも買い手にもメリット

MoPubのアドバンストビディングでは、パブリッシャーがより効率的に在庫を収益化できるようになり、また、従来のウォーターフォールの非効率性が排除され、アドネットワークとDSPが競い合うリアルタイムビディングが行われます。

モバイルゲームの大手クリエーターであるGlu Mobileは最近、さまざまなタイトルでアドバンストビディングを導入したことにより、運用効率が改善しました。 「おかげさまでチームの作業時間を週に15時間近く削減することができました」とGluの広告収益化ディレクターであるブライアン・キーラー氏は述べています。 さらに「私たちの重要なデマンドパートナー全体でMoPubのアドバンストビディングとAuto CPMを併用すれば、無駄なく収益化できるようになります」。
私たちの最新のホワイトペーパーでは、アドバンストビディングの持つメリットとその多くの理由について説明しています。 第一に、ウォーターフォールの設定を管理しやすいため、プロセスがシンプルでわかりやすくなります。 第二に、私たちのアドバンストビディングを利用するパブリッシャーではすでに、ARPDAUが最大44.5%増加しています。 さらに、アドバンストビディングではプログラマティックパートナーの収益シェアが増加します。
若者に人気のアーティストファーストの音楽ストリーミングプラットフォームとして、クリエーターが音楽やポッドキャストのコンテンツを無制限に共有できるAudiomackでは、アドバンストビディングと標準的なメディエーションの結果を比較した月間のA/Bテストにおいて、デイリーアクティブユーザーあたりの平均収益(ARPDAU)が44.5%増加しました。 さらに、アドバンストビディングにより運用効率も向上しています。 AudiomackのCEOであるデイヴ・マクリ氏は「ネットワークのすべて、あるいは大半をアドバンストビディングで対応すれば、より戦略的な取り組みにより多くの時間を費やせるようになると思います」と述べています。
買い手にとっては、アドバンストビディングにより公平な立場で競争に参加できます。 Uken GameのConrad McGee-Stocks氏は 「利用者の獲得という観点から見ると、アプリ内入札のメリットは、すべてのパートナーが在庫に平等にアクセスできるという状況にあります。バイヤーとしてのメリットは、人々をウォーターフォールに巻き込む必要がなくなることです」と述べています。
新規および既存のパートナーシップが発展していることや、パブリッシャーと広告バイヤーが実際に得ているメリットなどを見れば、アドバンストビディングの効果は一目瞭然です。 エコシステムを全面的にプログラマティックバイイングに移行する取り組みにおいて、これらは大きなマイルストーンとなりえます。 アプリ内ビディングは、モバイルアプリパブリッシャーと広告バイヤーにとって大きな変革をもたらします。MoPubでは、今後もアドバンストビディングに継続的に投資を続けていきます。

https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2020/MP_AB.html


  • このエントリーをはてなブックマークに追加