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The Trade Desk、TVer PMPへ広告配信開始

TT

デジタル広告のテクノロジーを提供するグローバル企業であるThe Trade Desk, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:ジェフ・グリーン、Nasdaq: TTD)は、民放公式テレビポータルTVer(ティーバー)(*1)等のプレミアムな広告在庫を扱う、インストリーム広告マーケットプレイスである『TVer PMP』を在京民放5社と共同開発した、株式会社フリークアウト(本社:東京都港区、代表取締役:時吉 啓司、以下フリークアウト)と提携したことを発表いたします。


これにより、国内外の広告主は、プレミアムな動画広告の在庫について、これまで以上に、プログラマティックに買い付けしやすくなります。プログラマティックとは、広告枠をデータに基づいてリアルタイムで自動的に買い付ける仕組みであり、The Trade Deskはプログラマティック広告の配信プラットフォームを提供しています。

TVerは放送局により厳しく管理および製作された優良なテレビ番組コンテンツを提供しており、インストリーム動画の広告マーケットプレイスである『TVer PMP』では、TVer以外に、各放送局が運営する動画配信サービス (*2)などの広告在庫も取引されています。『TVer PMP』で取り扱われているインストリーム動画広告に対するユーザーのエンゲージメント率は高く、TVの放送と同様のフォーマットでCMが配信されるため、他のインストリーム動画広告と比較しても、非常に高い完全再生率を実現しています。昨年5月の実績では、在京5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)平均のCM 完全再生率は93.6%(2019年5月実績、在京5社平均)(*3) に上っています。

株式会社フリークアウトの時吉啓司代表取締役は、「オムニチャネルに対応した独立系DSP(デマンドサイドプラットフォーム)であるThe Trade Deskと提携することで、今後は、国内だけではなく、海外のブランド企業も『TVer PMP』をご利用いただけます。国内外からのTVerをはじめとしたインストリーム動画広告への需要の拡大に向けて共に取り組むパートナーとして、この度The Trade Deskと提携できることを大変嬉しく思います」と述べています。

The Trade Deskのインベントリー・パートナーシップ担当シニア・ディレクターのダグ・チョイは、「この度、TVerの広告在庫へのアクセスを拡充できることを大変嬉しく思います。日本において、『TVerの誕生』ほど、リニアTV(従来型のTV放送)からコネクテッドTVへの変遷を象徴しているものはないと思います。今回のTVer PMPとの連携を通して、日本のTV市場においてもデータを活用したマーケティングのあらゆる恩恵を受ける機会をお客様に対して提供できることになります」と述べています。

*1 TVerについて:
「TVer」は、在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)が運営する民放公式テレビポータルです。現在、在阪民放5社(毎日放送、朝日放送テレビ、テレビ大阪、関西テレビ、読売テレビ)も含めた10社で連携し、約250番組を広告付きでパソコン・スマートフォン(アプリ)・タブレット(アプリ)・テレビ(アプリ)向けに無料で公式配信しています。
2015年10月のサービス提供開始から、スマートフォン・タブレットアプリ、テレビアプリを合わせた累計のアプリダウンロード数は2,500万を突破、2020年3月の動画再生数は9,694万回、MAUは1,000万人超を記録しています。
*2 各放送局が独自で保有する動画配信サービスについて:
日テレ無料、テレ朝キャッチアップ、TBS FREE、ネットもテレ東、FOD見逃し無料、MBS動画イズム、朝日放送テレビ、テレビ大阪、カンテレドーガ、ytv MyDo!のように、各放送局が自社のホームページドメインまたは自社アプリで独自で運営する動画配信サービスを指します。
*3 CM 完全再生率について:
TVer Media Guide 2019年7月版 (https://tver.jp/pdf/TVer_mediaguide_2019_7.pdf) から引用しています。




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