ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

ヤフー、特定のキーワードを検索する前後でどんな検索をする傾向があるか調査できる機能を提供開始

ヤフー株式会社(以下、ヤフー)が2019年10月31日より提供を開始した事業者向けデータソリューションサービスは本日、ヤフーのビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるツール「DS.INSIGHT」においてアップデートを実施し、2つの新機能を公開しました。


(1)「DS.INSIGHT People」に「時系列キーワード」機能を追加
「DS.INSIGHT People」は、主に検索データをもとに生活者の興味関心を可視化する機能です。
今回追加した「時系列キーワード」は特定のキーワードを検索したユーザー群がその前後でどんなキーワードを検索するのか、つまり、生活者の興味関心やニーズがあるのかを時系列で調査できる機能です。たとえば、「冷蔵庫」を検索する1~2週間前には「新築 外溝」「賃貸」といった住宅に関するキーワード、「冷蔵庫」と同じタイミングでは「洗濯機」「ベッド」といった大型の家具・家電、1~2週間後には「カーテン」「レンジ台」など小型の家具・家電が検索される傾向にある、といったことが調べられます。なお、調べられる期間は、前後360日までです。

「DS.INSIGHT People」に「時系列キーワード」機能を追加

(2)「DS.INSIGHT Place」の人口推移で複数地域の比較が可能に
「DS.INSIGHT Place」は、ヤフーに蓄積された位置情報データなどをもとに、特定エリアにおける生活者の実態や動きをまとめて可視化する機能です。これまで、エリア内の来訪者数・居住者数を閲覧できるのは1地域(市区町村単位まで指定可)ずつでしたが、今回のアップデートで最大5地域まで指定して比較調査ができるようになりました。

「DS.INSIGHT Place」の人口推移で複数地域の比較が可能に

なお、ヤフー・データソリューションは、お客さまのデータを統計データとしたうえでデータの可視化や分析結果をご提供するサービスであり、個人を識別できるデータ (パーソナルデータ) については、お客さまから新たに同意をいただかない限り外部に提供することはありません。

ヤフーでは今後も、お客様のプライバシーの保護を最優先としたうえで、人々の生活が情報技術によって便利で豊かになるよう、ビッグデータの力を日本中に解き放ち、日本全体のデータドリブン化を後押ししていきます。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加