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スマホ向けニュースアプリ「antenna*(アンテナ)」の元運営会社が破産

2020.6.25

Antenna

スマホ向けニュースアプリ「antenna*(アンテナ)」の元運営会社の(株)JHD(東京都渋谷区恵比寿西1-16-15、代表永田康太郎氏)は、6月17日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

JHDは、2012年(平成24年)2月に設立されたスマホ向けニュースアプリ「antenna*(アンテナ)」の元運営会社。350以上の提携先メディアから提供されたファッション、アート、映画、音楽、旅行、コスメ、クルマなどに関わる様々な記事を独自のコンテンツに編集、毎日300~400の記事にして配信するキュレーションサービスを展開していた。

2015年秋に「antenna*」の大規模な機能改善とコンテンツ改編を実施、積極的なプロモーションによって大型商業施設や航空会社、民放、ラジオ局などへ取引先を広げるなどしたものの、競合が激化するなか低採算の運営を余儀なくされていた。DACやマクロミルも大型の出資を行うなど、これまでに資本増強のため数度にわたる増資を実施していたものの、2018年11月には大幅な減資を行っていた。

スマホ向けニュースアプリ「antenna*(アンテナ)」の事業は同6月17日にグループ会社である株式会社グライダーアソシエイツ(東京都渋谷区恵比寿西,代表杉本 哲哉氏)に譲渡され、運営は継続されている。

負債は債権者約6名に対し約8億7000万円。


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