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LINE、IAB認定の広告ビューアビリティー計測のためのSDKに対応

2020.10.19

LINE

LINEは、米国ニューヨークを本拠地とする非営利コンソーシアム「IAB Technology Laboratory(以下、IAB Tech Lab)」が提供する広告のビューアビリティー計測のためのSDK「Open Measurement SDK」に対応し、Compliant Partnerとして認定されました。

IAB Tech Labは、デジタルメディアにおけるエコシステムの成長と信頼性の向上を可能にするための基盤となるテクノロジーと広告指標を開発する非営利のコンソーシアムです。世界中のパブリッシャーやアドテクノロジー企業、広告代理店、マーケター、その他のメンバー企業で構成されています。「Open Measurement SDK」は、同社が提供する広告のビューアビリティー計測のためのSDKです。

LINEはこのたび、運用型広告プラットフォーム「LINE広告」のリーチ&フリークエンシーおよび「LINE Moments」において、「Open Measurement SDK」が基準通りに組み込まれていると認定を受けました。

これによりLINEは、複数のベンダーが提供する広告ビューアビリティ計測のツールを、本SDKへの対応のみで導入・運用することが可能となります。また、広告主は国内外のベンダーが提供する計測ツールに対応したプラットフォームを通じて広告配信を行うことによって、グローバル基準に合ったより透明性の高い広告効果測定を実施することが可能となります。

本機能を使用した広告効果測定は2020年秋以降に実施可能となるほか、提携するツールと対象の広告メニューは順次拡大予定です。

LINEでは、今後もパートナーとの密接な連携と継続的なプラットフォームの改善を通じて、より安全で透明性の高い広告配信の実現を目指してまいります。

■IAB Technology Laboratoryについて
IAB Tech Labは、2014年に設立された、デジタルメディアにおけるエコシステムの成長と信頼性の向上を可能にするための基盤となるテクノロジーと広告指標を開発する非営利のコンソーシアムです。

世界中のパブリッシャーやアドテクノロジー企業、広告代理店、マーケター、その他のメンバー企業で構成されており、ID、データ、個人情報、広告エクスペリエンスと計測、プログラムの有効性といった、ブランドの安全性確保とアドフラウド問題に注力しています。

また、他にもOpenRTBのリアルタイム入札(Real-Time Bidding; RTB)プロトコル、ads.txtによる広告詐欺の防止、Open Measurement software development kit (OM SDK)による広告のビューアビリティ計測と検証、動画広告掲出テンプレート(VAST)ガイドラインの策定やプライバシーを中心として考えたProject Rearc計画なども行っています。


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