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テレビ朝日HD、2020年上半期は減収減益

2020.11.12

tvasahi テレビ朝日

テレビ朝日HDは中間決算を発表しました。売上高は1,180億2千6百万円(前年同期比△18.8%)、営業利益は23億1千7百万円(同△56.1%)、経常利益は42億7千2百万円(同△41.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億3千7百万円(同△37.5%)となりました。

セグメント別業績

①テレビ放送事業
タイム収入合計は 372 億 7 千 2 百万円(前年同期比△10.3%)となりました。
スポット収入は、東京地区の広告出稿量が新型コロナウイルス感染症の影響で、前年同期を大幅に下回ったことなどから減収となりました。業種別では、「官公庁・団体」は好調でしたが、「交通・レジャー」「金融・保険」「情報・通信」など多くの業種で減収となりました。以上の結果、スポット収入は 304 億 9 千 6 百万円(同△29.8%)となりました。

また、BS・CS収入は 120 億 8 千 9 百万円(同△7.6%)、番組販売収入は 66 億 3 千 2 百万円(同+1.0%)、その他収入は 94 億 7 千 6 百万円(同△17.3%)となりました。以上により、テレビ放送事業の売上高は 959 億 6 千 7 百万円(同△17.3%)、番組制作費の減少などにより営業費用は 946 億 6 千 2 百万円(同△17.2%)となりました結果、営業利益は 13億 5 百万円(同△28.3%)となりました。

②音楽出版事業
前年同期に開催した「ケツメイシ」のコンサートツアーの反動減や、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「ソナーポケット」「湘南乃風」のコンサートツアーの中止・延期などにより、音楽出版事業の売上高は 30 億 9 千 8 百万円(前年同期比△51.5%)、営業費用は 28 億 2 千 3 百万円(同△49.7%)となりました結果、営業利益は 2 億 7 千 4 百万円(同△64.4%)となりました。

③その他事業
通販番組「じゅん散歩」の好調な視聴率を背景に、ヒット商品にも恵まれ、ショッピング事業が増収となりました。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」の中止など、イベントの中止・延期が相次いだことにより、イベント事業が減収となりました。 以上により、その他事業の売上高は 252 億 3 百万円(前年同期比△15.3%)、営業費用は 244億 6 千 3 百万円(同△9.4%)となりました結果、営業利益は 7 億 4 千万円(同△73.0%)となりました。


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