テレビ朝日HD、2021年3月期通期決算を発表〜コロナ影響も販管費の制御で減収増益〜
2021.5.11
テレビ朝日HDの2021年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.9%減の2645億5700万円、営業利益が同14.7%増の144億1300万円、経常利益が同43.9%減の179億8000万円、純利益が同52.3%減の126億円でした。
前期に、東映株式会社の株式を追加取得し、持分法適用関連会社としたことに伴う負ののれん相当額153億3800万円を持分法による投資利益に計上したことの反動減などにより、純利益は減少、経常利益は減少。
テレビ放送事業の売上高は 2,132 億 5 百万円 (同△10.9%)、営業費用は番組制作費などのコストコントロールにより 2,021 億 4 千 6 百万円 (同△13.0%) となりました結果、営業利益は 110 億 5 千 9 百万円(同+58.0%)となりました。
音楽出版事業の売上高は 63 億 9 千 1 百万円(前期比△35.2%)、営業費用は 56 億 7 千万円(同△35.9%)となりました結果、営業利益は 7 億 2 千 1 百万円(同△29.1%)となりました。
インターネット・映画・イベント・ショッピングなどを含むその他事業の売上高は 586 億 5 百万円 (前期比+0.4%)、営業費用は 559 億 7 千4 百万円 (同+4.1%)となりました結果、営業利益は 26 億 3 千万円(同△42.8%)となりました。
2022年3月期の連結業績は、売上高 2,920 億円、営業利益 105 億円、経常利益 140 億円、親会社株主に帰属する当期純利益 130 億円。