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アイレップ、Cookieレス時代に備える広告施策の支援体制を強化

2021.6.3

アイレップ

アイレップは、サードパーティーCookieに依存しない広告施策における支援体制を強化いたしました。

近年、生活者のプライバシー保護の観点から、デジタルマーケ―ティングにおけるサードパーティーCookieの利用制限が強化されています。広告施策への主な影響として、サードパーティーCookieを活用した広告配信や広告効果計測の制限、配信の最適化に必要な機械学習量の減少などが挙げられます。こうした背景から、企業はCookie制限の影響を受けない広告配信や計測手法、最適化を維持するための技術導入の対応が急務となっています。

そこで当社では、配信と計測における両側面から企業のCookieレス環境への変更対応を支援し、Cookieの利用制限の影響を受けない広告配信の検証や施策を推進してまいります。また、Googleタグマネージャーの「サーバーサイドタグ※」やFacebook/Instagram広告の「コンバージョンAPI」機能をはじめ、今後、プラットフォーマーから提供されるさまざまな技術に対し、コンサルティングから実装までワンストップで支援いたします。

■Cookieレス環境下での配信手法

リターゲティングに代表されるように、現在多くの企業が活用している配信手法は、サードパーティーCookieを使用しています。これらの手法は、Cookie利用制限の影響により、配信量の減少やターゲティング精度の低下が予測されています。当社では、サードパーティーCookieに依存しない代替の配信手法の検証や推進にいち早く取り組んでおり、Google、Yahoo!、Facebook、Criteo、LINEそれぞれのプラットフォームに合わせた対策のほか、Cookie利用制限の影響を受けないファーストパーティーCookieを活用した配信もおこなっています。

■Cookieレス環境下での計測技術

新たな手段のひとつとして注目されているのが、Googleタグマネージャーの「サーバーサイドタグ」やFacebook/Instagram広告の「コンバージョンAPI」機能です。これらの導入により広告計測の補完が可能となり、Cookieレス環境における広告成果の維持が期待できます。当社での「コンバージョンAPI」機能を導入した事例では、サードパーティーCookieを使った従来の計測方法と比較して、平均して約15%の計測件数の増加がみられました。また、各機能の導入支援をおこなうエンジニア人員を含む社内の組織体制を強化することで、企業のWebサイト構造に合わせたタグの設計や、サーバーサイドのタグ設定に必要なGoogle Cloud Platformの導入をはじめ、実装に必要なサポートの強化を図ります。

アイレップは今後も、Cookieレス時代に向けて、新たに提供される広告の配信手法や機能の導入サポートを通じて、デジタルマーケティングの推進を統合的に支援してまいります。


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