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電通デジタル、電通アイソバーと合併し従業員数1,919人の新体制スタート

電通デジタル

電通デジタルは、2021年3月15日付リリースの発表通り※1、本日2021年7月1日付で電通アイソバー株式会社との合併を完了し、新体制のもとスタートしましたのでお知らせします※2。

 本合併により、電通デジタルは従業員数1,919人となり、国内・海外企業約1,000社のクライアント企業のデジタル・パートナーとして事業成長を支援していきます。

 新型コロナウイルス感染症が生活者のライフスタイルや消費行動に大きな影響を与える中で、企業のDXの軸足は「業務効率化のためのDX」から「顧客体験を刷新するためのDX(=顧客起点DX)」へとシフトしています。電通デジタルは、新規事業や顧客体験のデザイン、その実現に必要なシステムの設計・構築、そしてデジタルマーケティングの継続的運用・改善をワンストップで提供することで、顧客起点DXによるクライアントの事業成長を支援してきました。このたびの電通アイソバーとの合併により、同社がグローバルのIsobarネットワークの一員として磨いてきた専門性と既存ケイパビリティを融合し、より統合的かつ高度なソリューションを提供していきます。

 <本合併により強化される主なソリューション>

 ●CXソリューション

 電通デジタルはCX(顧客体験)変革コンサルティング、オウンドメディア・ソーシャルメディア・広告メディアをフルカバーするクリエーティブなどのCX関連ソリューションを提供してきました。電通アイソバーは「The CX Design Firm」として、テクノロジーの創造的活用による先進的なOMO型顧客体験創出に取り組んできました。これらのケイパビリティとノウハウの融合により、いまや多くの企業において経営のトップイシューとなっている顧客体験革新において実効性の高いソリューションを提供していきます。

 ●グローバルソリューション

 電通アイソバーは、多くの外国籍社員が在籍するマルチリンガル・マルチカルチャーを特徴としています。世界45ヵ国のIsobarネットワークと連携し、日本とグローバルを横断したデジタルマーケティングを推進。高度なCXソリューションを提供しています。電通デジタルは、電通インターナショナル傘下で、データマーケティング/CRM領域においてグローバルで評価の高いMerkleとの協業を2020年から本格化しています。これら両社の資産を継承・融合し、さらにグローバルプロジェクト対応人材の採用・育成に注力することで、国内外のクライアントに対するグローバルソリューション提供力を強化していきます。

 ●コマースソリューション

 電通デジタルは2021年から100人規模のコマース部門を設立し、自社ECおよびAmazon・楽天などのプラットフォームECの総合的な成長支援サービスを提供しています。電通アイソバーは、電通インターナショナルのコマース専門組織「Dentsu Commerce(旧Isobar Commerce)」との連携により、Salesforce Commerce CloudやAdobe Commerce(Magento)などによる自社ECプラットフォーム構築において国内有数の実績を有しています。これらの融合により、クライアント企業の事業成長に直結するコマースソリューションを提供していきます。

 ●LINEソリューション

 電通アイソバーはLINE APIによる顧客向けのサービス提供や1to1コミュニケーションを実現するための自社ソリューション「TONARIWA」を有し、エアラインで初となるLINEによる搭乗手続きなど、LINEによる新たな顧客体験創出を支援してきました。電通デジタルは、LINEの企業公式アカウントや広告メニューを活用した生活者との新たな接点づくり、およびLINE API活用の自社ソリューション「BOT BOOSTaR(R)」によるコミュニケーション基盤構築などのソリューションを提供しています。LINEに関するこれらの包括的なケイパビリティにより、新規顧客獲得から既存顧客関係強化までのフルファネルでのLINE活用ソリューションを提供していきます。


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