Twitter、興味関心で繋がれる「コミュニティ」機能のテストが英語圏で開始
Twitterでは9月8日（米国時間）より「コミュニティ」のテストを英語圏で開始します。自分と同じことを話したいと思っている人を簡単に見つけてつながることができる機能です。
自分のコミュニティに向けてツイートする意義
ツイートの中には、すべての人に向けたものではなく、自分が話したいと思っていることについて、同じように会話したいと思っている人たちだけに向けたものもあります。「コミュニティ」に参加すると、フォロワー全員ではなく、特定のグループに向けて直接ツイートできるようになります。同じコミュニティに参加しているメンバーだけが返信したり、会話に参加したりできるので、親密で関連性の高い会話を保つことができます。
コミュニティのページやタイムラインは公開されており、誰でもコミュニティのツイートを読んだり、引用ツイートしたり、報告したりすることができます。Twitterでは引き続き、開かれた会話を支援し、誰でも自分の興味や関心に合ったコミュニティが見つけられるようにするのと同時に、さらに親密に会話できる空間を作っていきたいと考えています。
コミュニティの使い方
コミュニティでは、モデレーターが話すテーマを決め、コミュニティのルールを作り、会話を盛り上げてくれそうな人を招待します。コミュニティは会話を生み出すために作られる場であり、この場の雰囲気やトーンは同じような興味や関心事に関してて話したい人たちによって作られます。モデレーターはコミュニティのルールを定めた上で、会話がテーマから逸脱しないよう、別途モデレーター役を務める人を招待することもできます。
現時点では、コミュニティは一部の人しか作成できません。今後数ヶ月のうちに、より多くの人がコミュニティを作成し、誰もが自分の関心について話せる場を作れるようになります。コミュニティではまずデフォルトで、「犬」、「天気」、「スニーカー」、「スキンケア」、「占い」といったTwitterで人気の高いテーマからスタートし、会話の盛り上がりやニッチな議論の発生状況に応じて追加していきます。コミュニティの作成に興味のある方はこちら（英語）からご連絡ください。コミュニティは招待制ですが、コミュニティの見つけ方や参加方法を近日中に追加していく予定です。
コミュニティでの健全な会話をサポート
Twitterではコミュニティが健全な会話の場になるよう、次のような取り組みを行っています。
コミュニティは公開されており、誰もが会話の内容を見ることができます。
すべてのコミュニティとそのメンバーはTwitterルールに従わなければなりません。Twitterルールに違反する可能性のある行為はすべてTwitterに報告できます。
すべてのモデレーターは、Twitterルールの遵守を含め、常にTwitterが定める資格要件を満たしていなければなりません。コミュニティの作成とモデレーションをより多くの人に開放するにあたり、資格要件を改善していきます。当初のテストでは、コミュニティのモデレーターはTwitter社によって承認されます。
コミュニティに関連する人々の安全を保つために、Twitterルールおよびルールに基づく強制措置を講じます。これには、問題が生じる可能性のあるコミュニティを事前に特定する方法、新しい報告フロー、特別な強制措置の方法などの開発も含まれます
Twitterは今後も引き続き調査や検証を行い、Trust and Safety Council協議会をはじめとする外部専門家と協力し、コミュニティに関連する人々の安全を守っていきたいと考えてます。
このコミュニティはまだスタートしたばかりです。今後皆さんからのフィードバックをもとにテストや改良を重ね多くのことを学んでいきます。コミュニティへは、iOSでは画面下の専用タブ、ウェブ（Twitter.com）ではサイドバーからアクセスできます。順次Androidでも、コミュニティが追加される予定です。モデレーターやメンバーは、ダイレクトメッセージを通じて世界中の誰でもコミュニティに招待できます。また、今後もコミュニティの構築と新しい機能を提供していきます
