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Google、アドマネージャーにおいて『パーソナライズされていない広告』のデータを購入者に送信開始へ

2021.9.29

google ad manager

Googleは、Google Ad Managerにおいて2021年10月21日 より、パーソナライズされていない広告や制限付きデータ処理広告の入札リクエストを第三者の RTB 購入者に送信できる機能が段階的に導入することを発表しました。

媒体者はこの設定を利用することで、ユーザーのプライバシーを保護するため、ユーザー識別子の共有を目的とする RTB プロトコルのフィールド(google_user_id など)は、この入札リクエストには含められません。

10月 以降、管理画面の CCPA、GDPR、LGPD に関する設定は、第三者ビッダーに送信される、パーソナライズされていない広告枠と制限付きデータ処理広告枠の入札リクエストに適用されます。つまり、パーソナライズされていない広告または制限付きデータ処理が選択された場合は次のようになります。

•入札リクエストは、アド マネージャーの管理画面で選択したベンダーの設定に基づいて第三者ビッダーに送信されます。これには、欧州経済領域と英国、ブラジル、カナダのユーザーに対するリクエストも含まれます。
 ○カナダでのリクエストの場合: CCPA 設定タブで、入札リクエストを受け取れるビッダーを選択できます
 ○欧州経済領域と英国でのリクエストの場合: EU ユーザーの同意タブで、広告技術プロバイダを選択できます
 ○ブラジルでのリクエストの場合: 入札リクエストは、LGPD の広告技術プロバイダ リストに含まれるビッダーに送信されます
 ○上記以外の地域や国でのリクエストの場合: ?npa=1 または ?rdp=1 のタグが設定された広告リクエストは、別の保護規制に沿って、すべてのビッダーに送信されます。
•第三者ビッダーに送信された入札リクエストには、該当するプライバシー シグナルのラベルが付けられ、ユーザー識別子(google_user_id など)は削除されます。


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