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The Trade Desk、「Adobe Real-Time CDP」と連携

the trade desk

The Trade Deskは、アドビが提供する高度なパーソナライゼーションを実現する顧客データプラットフォーム「Adobe Real-Time Customer Data Platform(CDP)」との新たなインテグレーションを発表しました。これにより、マーケターは、サードパーティCookieに依存することなくオープンインターネット上でファーストパーティデータを簡単かつ大規模に活用可能になり、広告配信において精度と関連性を向上させることができます。このEメールを基にした機能は、コネクテッドTV(CTV)を含むThe Trade Deskのすべてのメディアチャネルで利用可能です。

マーケターは、顧客データプラットフォーム(CDP)を活用することで、複数のタッチポイントにまたがる顧客データを一元化できます。CDPをマーケティングに活用することで、大量の顧客データをセグメント化し、よりパーソナライズされた広告キャンペーンを実現可能です。Adobe Real-Time CDPは、アドビ製品内のデータだけでなくアドビ以外のデータも統合し、実用的な顧客プロファイルを作成できます。

今回のインテグレーションにより、サードパーティCookieに依存せず、広告主がファーストパーティデータを安全に活用した広告戦略を、将来にわたり有効に活用できるよう支援します。The Trade Deskとアドビの共通の顧客は、登録情報やその他の永続的な識別子に基づいたデータを含むファーストパーティデータを、Unified ID 2.0などのEメールベースの識別子で活用することが可能になります。

さらに、広告主はThe Trade Deskの詳細な広告配信データをAdobe Real-Time CDPに取り込むことで、広告キャンペーンのパフォーマンスに関するインサイトが得られるようになります。

The Trade Deskの最高データ責任者であるミシェル・ハルスト(Michelle Hulst)は、次のように述べています。「広告主は、顧客に関する膨大な量のファーストパーティデータを、CDPに保有しています。アドビは、広告主のファーストパーティデータを扱うCDPのマーケットリーダーです。今回の連携により、当社とアドビの共通のお客様は、すべてのデジタル広告キャンペーンをよりデータドリブンかつ高い精度で実施できるようになります。さらに、広告主がCookieレス時代に対応するために、Unified ID 2.0などの新しいIDソリューションのケイパビリティを試すのにも役立ちます。」

マーケターがサードパーティCookieの廃止に備えていくにあたり、ファーストパーティデータを安全に活用することは優先事項となります。これは、すでにCookieを使用せずに運用されているCTVやモバイルなどのデジタル領域を組み込んだオムニチャネルの広告キャンペーンを管理する広告主にとって、特に重要なことです。

アドビのプロダクトマーケティング担当シニアディレクターのクラスジャン・タッカー (Klaasjan Tukker)氏は、次のように述べています。「Adobe Real-Time CDPは、ブランド企業が信頼できるファーストパーティデータを使用して、顧客の好みを理解し、パーソナライズされた体験を大規模に提供することを可能にします。The Trade Deskと連携し、コンテキスト化されたデジタルマーケティングにおいて、データを安全に活用し、有意義なブランド認知とロイヤルティを構築できることを嬉しく思います。」

Adobe Real-Time CDPは、Adobe Experience Cloudに含まれる製品です


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