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電通デジタルと電通コンサルティング、Tableauとのワークショップの提供開始

電通デジタルと電通コンサルティングは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するビジュアル分析プラットフォーム「Tableau」とコラボレーションし、顧客起点の事業・サービス構想からデータ利活用までを推進するDX人材開発のためのワークショップ「DX人財育成ブートキャンプ」を提供開始しました

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い社会状況が急速に変化する中、よりスピーディーに顧客に寄り添う企業が生活者から選ばれるようになり、顧客志向型/サービス型への事業変革が求められています。さらに顧客接点のデジタルシフトが加速したことにより、企業や、地域企業を支援する自治体等ではDXは重要な経営アジェンダとして位置づけられるようになりました。こうした顧客を起点とした体験価値をデジタルテクノロジーによって創造する「顧客体験DX」は、多くの企業・自治体において喫緊の対応課題となっています。

この「顧客体験DX」推進にあたっては、顧客起点で事業・サービス構想や施策を策定し、さらにそれを実現するためのシステム・データ活用を含めた統合的な設計が必要となります。しかしながら、企業・自治体内でDXを推進する専門人材やスキルの不足などにより、スムーズかつスピード感をもった推進ができていない現状があります。

このような背景から、顧客体験デザインへの深い知見と支援実績を持つ電通デジタルと電通コンサルティングは、「顧客体験DX」に必要な能力、および企業内で実現するための推進力を備えた人材を育成することを目的としたワークショップ「DX人財育成ブートキャンプ」を開発しました。
本プログラムでは、「顧客体験DX」の実現に必要な顧客起点で事業・サービスを成長させる知識習得に加えて、実際に社内で推進させていくための演習を多く取り入れています。さらに今回、データを可視化し特徴を捉える「探索型」分析に強みを持つTableauを活用することで、基本的なデータ処理能力だけでなく、判断の根拠となるデータをチーム内で共有しリアルタイムでその変化を観察するスキルを身につけることができ、事業構想からデータ利活用まで一貫して「顧客体験DX」をリードできる人材育成を目指します。

電通デジタル
本プログラムは、下記の内容に沿って、1日6時間の研修を計2日間に亘って実施します。

① 「顧客体験DX」の概要
現在のDXトレンドについて概観し、「顧客体験DX」とは何か、そして今なぜ求められるのかについて座学形式で理解を深めます。

② 「顧客体験DX」推進人材に必要なスキル
「顧客体験DX」を実現するために必要なスキルである「デザイン思考」「エクスペリエンスデザイン」「データドリブンによる意思決定」を学習します。
顧客にどのような体験を提供すべきかを構想するにあたり、基本概念である「デザイン思考」、顧客体験の課題を特定するための「エクスペリエンスデザイン」は役立つスキルです。
またTableauを使い、目標設定・成果を計測するためのデータ取得方法を検討し、データ分析やビジネス成果を可視化、共有化する具体的なスキルを学ぶことで、「データドリブンによる意思決定」を習得します。

③ 「顧客体験DX」推進演習
習得した知識やスキルを、社内で活用・推進させていくための演習を行います。「価値創造アイディエーション演習」では、事業に新たな価値を創造するためのアイディエーションを行い、続く「顧客体験DX推進ロードマップ作成演習」で、先の演習のアウトプットにもとづき、アイデアを実現していくためのロードマップを、システム設計を含めて構想していきます。


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