チラシアプリ「Shufoo!」のONE COMPATH、レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」のエブリーと業務提携
凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATHは、株式会社エブリーと業務提携を開始し、当社が運営するチラシアプリ「Shufoo!(シュフー)」とエブリーが運営するレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン)」のコンテンツを連携します。
本提携の第一弾として、「Shufoo!」アプリ上で「DELISH KITCHEN」のレシピ動画が見られるようになり、チラシを見ながらレシピを効率良く閲覧、検索できるようになりました。なお、2022年10月には「DELISH KITCHEN」に、「Shufoo!」に掲載しているチラシの提供を開始する予定です。今後は両社のノウハウを活かし流通小売やメーカー企業のDX(デジタル変革)推進に向けた取り組みを協議してまいります。
■提携の背景
昨今の相次ぐ食品の値上げや、新型コロナウイルス拡大による自宅での食事機会の増加により、生活者の「買い物」と「食」に関する意識が大きく変化し、今まで以上にチラシやレシピの存在価値が高まってきています。
国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!」は、生活者の買い物がより便利でより楽しいものとなることを目指し、幅広い業態のチラシや店舗情報を通して生活者への買い物支援をしてきました。スーパーやドラッグストアにおける食材の買い物の延長線上には「料理」があります。今回、生活者がより効率的に買うべき食材と献立の選択を行えるよう、「Shufoo!」上で買い物に加え料理の支援を実現します。
また、近年、YouTubeやTikTokなどの浸透が進み、短時間で内容が伝わる動画を視聴することが定着してきました。そのような中、「Shufoo!」でも従来とは異なる新しいチラシとして「動画チラシ」を発表するなど動画を重要なコンテンツとして位置付けています。
「DELISH KITCHEN」は、「誰でも簡単においしく作れる」をコンセプトに、管理栄養士など食のプロによって考案された国内No1 (*4)のレシピ動画数を有するほか、オンラインサービスにとどまらず小売業の販促DXの支援も進めています。
今後、親和性の高い「買い物」と「料理」における両社の強みとノウハウを融合させ、まずは利便性向上によるユーザー拡大を目指します。また、流通小売業界全体を巻き込み課題解決とともに総合的な価値最大化を目指すべくリテールDX支援について協議していきます。
■「Shufoo!」と「DELISH KITCHEN」の連携内容について
日本最大級の電子チラシサービス「Shufoo!」のONE COMPATHと、日本最大級のレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」のエブリーが提携し、チラシとレシピが相互連携することで、「お得な商品から何をつくるか?」「レシピの食材はどこでお得に買えるか?」といった生活者の日々の大きな悩みである買い物、そして献立の検討と決定を両面からトータルでサポートすることが可能になります。これまでの既存ユーザーはもちろん、買い物や料理の経験が少ない若年層や料理初心者にも使いやすいサービスを提供していきます。
<「Shufoo!」アプリ上で「DELISH KITCHEN」のレシピ動画閲覧・検索>
連携第一弾として、「Shufoo!」アプリ上で近所のチラシと一緒にレシピ動画の閲覧が可能になります。チラシに掲載している特売品やキーワードなどから「DELISH KITCHEN」の約50,000件以上のレシピ動画を検索できます。また、8種類の日替わりレシピをランダムに表示することで、「今日は何を作ろう?」という毎日の悩みを解決します。さらにレシピ画面ではスリープ状態にならないため、Shufoo!アプリでレシピを開いておけば、調理中で両手がふさがっていてもスマホに触れることなくレシピが確認できます。
なお、2022年10月中に「DELISH KITCHEN」内でも「Shufoo!」掲載のチラシが閲覧できるよう開発を進めています。
<特徴>
・近所のチラシと一緒にレシピの閲覧が可能に
・食材やキーワードでレシピの検索ができる
・8種類の日替わりレシピを表示
・料理中でもスリープ状態にならず、スマホに触れずに確認可能
■今後の展開
「Shufoo!」では「チラシ」と「レシピ」を紐づけることで、将来的にはチラシ掲載商品や特売情報から自動でレシピを提案する機能や、レシピの内容からお得に買える特売情報を探せる機能など、生活者の日々の悩みを解決できる便利な機能提供を目指してまいります。また、流通小売企業に対してはチラシ掲載商品だけでなくレシピを軸とした商品の販売機会を創出します。
チラシやレシピコンテンツだけにとどまらず、流通小売やメーカー企業の総合的なリテールDXを支援すべく取り組みを検討してまいります。