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博報堂DYホールディングス、中国の美団の広告部門Solid Bitと戦略的パートナーシップを締結

博報堂 美団

博報堂DYホールディングスの研究開発部門マーケティング・テクノロジー・センター(以下 MTC)と、中華人民共和国(以下 中国)のライフサービスオンライン検索プラットフォーム「美団」の広告部門Solid Bitは、日中クロスボーダービジネス支援のために、共同研究及び共同ソリューション開発を目的とした戦略的パートナーシップを締結しました。

 昨今、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、インバウンド市場が低迷している中、多くの日本企業・団体は、越境ECや自社ECなど、海外生活者との接点開発を強化しようとするものの、海外生活者の消費ニーズや、ニーズを捉えた販促・PRにおいて手探り状態が続いており、海外へのアウトバウンドの検討や、ビジネスモデルの転換が求められています。

 博報堂DYグループと美団は、そういったクライアント企業の様々な課題を解決するために、特定カテゴリーの使用実態・意識把握や、生活者ニーズ、コンセプト受容性検証のリサーチサービスに加え、中国生活者を俯瞰的に洞察できるビッグデータ分析サービスやメディアの開発、さらにデータマーケティング応用まで、新たなビジネス・マーケティング支援ソリューションを提案していく予定です。

 まず第一弾の取り組みとして、美団が保有する中国最大級のプラットフォーム「美団」・「⼤衆点評」における中国の生活者の嗜好や生活全般のオンライン・オフライン行動に関する生活者ビッグデータを活用し、プランニングを支援する「新・生活者リサーチソリューション」の開発に着手し始めました。また、中国における「日本好き生活者」や「新エネルギー車(NEV)潜在顧客層」に焦点を当て、生活者リサーチを試験的に実施しました。

 今後、新・ 生活者リサーチサービスに加え、中国生活者を俯瞰的に洞察できるビッグデータ分析サービスや、さらにデータマーケティング応用までできるようなマーケティングソリューションの開発に取り組んでまいります。

 今回の戦略的パートナーシップによって、博報堂DYグループのマーケティング・テクノロジーに関するソリューション開発力と、美団が保有するビッグデータ等のリソースを掛け合わせることが可能となり、インバウンド事業・中国現地でのビジネスに参入を検討している日本企業・団体に向けた、日中クロスボーダー全域におけるフルファネル型マーケティング対応のソリューションの研究開発を進めてまいります。

美団について

美団は中国、北京市に本社を置く生活関連サービス企業であり、年間(2021年)6.9億にも上るアクティブ決済ユーザーが愛用する中国最⼤級のOMO(Online Merges with Offlineの略称)⽣活情報プラットフォーム「美団」・「⼤衆点評」などを運営しています。主要なサービス・カテゴリーとして中国および海外の飲⾷店、デリバリー、ショピング、宿泊・交通機関、エンターテーメントやカーライフ等を幅広く網羅しており、あらゆる生活シーンに寄り添う機能が「美団」・「⼤衆点評」のアプリ内に集約されています。
日本における「⼤衆点評」を利用しているユーザー数も、コロナ禍前の2019年に、美団アウトバウンド事業部、 Solid Bit Hong Kong Limitedが集計した日本エリアにおける「大衆点評」MAU(月間アクティブユーザー数)によると、50万人/月であり、訪⽇中国⼈観光客の55%以上を占めていました。


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