博報堂とSIGNING、生活者発想で経営を考える 「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」の活動を開始
博報堂、博報堂DYグループの株式会社SIGNINGは、生活者発想で経営を考える研究開発・社会実装プロジェクト「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」の活動を開始しました。活動の第一弾として「SBNRプロジェクト」を発足し、「SBNRレポート」を発表しました。
当スタジオでは、企業間の競争が性能や機能から人の体験価値にシフトしていく中で、企業経営や経済活動を人間らしさの観点から捉え直し、よりよい企業、より豊かで望ましい社会の実現を目指そうとする考え方を「Human + economics = Humanomics (ヒューマノミクス)」ととらえました。このコンセプトのもと、「生活者発想」をフィロソフィーにかかげる博報堂と、「兆しからより良い社会の道標をつくる」をビジョンにかかげるSIGNINGの共同プロジェクトとして、「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」は始動します。いわば“人間経済学スタジオ”として、レポート等の情報発信に加え、経営へのコンサルティング、事業・サービス開発等の支援を提供していきます。
第一弾のテーマであるSBNRとは「Spiritual But Not Religious」の頭文字です。直訳すると「無宗教型スピリチュアル」のことで、ヘルシーで健康的な食事、自然とのふれあい、リトリートやマインドフルネスなど、目に見えない精神的な豊かさを求める人びとのことを指し、近年欧米を中心に注目を集めています。SBNRレポートでは独自調査や有識者インタビューをもとに、世界的に広まるSBNRが生活者に与える変化や、日本ならではのSBNR資源について考察し、これからの企業経営への7つのヒントを提言しています。
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・レポートタイトル「SBNRレポート」
・日本ではSBNRな人の割合が多い
・SBNRな人たちが心をととのえるためにやっていること(自由回答)
・SBNRの再解釈「S=Soul:こころ、B=Body:からだ、N=Nature:しぜん、R=Relationship:つながりを大切にするライフスタイル」
・日本の歴史・文化のなかで育まれてきたSBNR的価値観
・SBNR視点から経営への7つのインスピレーション
「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」は、今後も多彩なテーマでの研究開発活動やソリューション提供を行ってまいります。
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<参考>
■HAKUHODO HUMANOMICS STUDIOの活動内容
・経営へのインスピレーション提供
- レポート発信
- ウェビナー/ワークショップの実施
- 共同研究
・経営へのソリューション提供
- コンサルティング
- 事業・サービス開発
- 研修プログラム開発
・今後の発信予定テーマ
- 贈与消費、メタバース人類学、アート経営 等