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ブレインパッド、伊藤忠商事と「生成AI研究ラボ」を共同設立

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ブレインパッドは、伊藤忠商事株式会社と、生成AI(ジェネレーティブAI)を用いた企業の業務変革や新規ビジネス開発支援を行う「生成AI研究ラボ」を共同設立しました。

両社は、伊藤忠商事の多種多様な業界向けビジネスにおける業務変革をテーマとして生成AIの技術検証・実証実験を行い、企業の生産性向上に資する業務改革やビジネス開発の支援に取り組みます。

■本取り組みにおけるブレインパッドの役割について
 ブレインパッドは、創業来、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションに掲げ、一貫して「データ」を基軸に企業の経営改善を支援してまいりました。当社に所属する200名超のデータサイエンティストは、統計、数理科学、情報学などを基盤に、機械学習や深層学習、自然言語処理技術のビジネス実装の実績を重ねております。生成AI についても、すでに社内の研究プロジェクトを立ち上げており、パートナー関係にあるグーグル・クラウド・ジャパン合同会社を招いた生成AIに関するウェビナーの企画や、日本マイクロソフト株式会社のAIパートナーとしての連携を活かしながら、LLM(Large Language Models、大規模言語モデル)をはじめとする調査・研究を進めております。

 ブレインパッドは、社内の研究プロジェクトの活動と、伊藤忠グループの生活消費分野の現場における技術検証・実証実験を連携させながら、生成AIの早期ビジネス実装を目指してまいります。

■伊藤忠商事との資本業務提携における取り組みについて
 ブレインパッドと伊藤忠商事は、2020年11月の資本業務提携以降、その提携による双方のビジネス拡充を3つのフェーズに定義して推進しております。

【第1フェーズ】
伊藤忠商事本体におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の先進事例の創出と浸透

【第2フェーズ】
「伊藤忠デジタル群戦略」と連動した伊藤忠グループ内外へのDX支援事業の拡充
(同グループの情報系中核事業との連携強化)

【第3フェーズ】
第1フェーズ、第2フェーズのノウハウや経験値を活用した新規事業の開発、海外展開を含む新市場への参入

 資本業務提携以降、食品流通サプライチェーンにおけるデータを活用した発注・在庫・物流の最適化や、消費者接点の強化などの成果を創出してきた第1フェーズは、2022年度に当初計画した取り組みを終え、現在は両社がビジネスパートナーとして連携し、双方の事業拡大を目的とする第2フェーズおよび第3フェーズに着手しております。


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