博報堂DYメディアパートナーズと小学館、XR領域におけるアバターソリューションの共同開発に向けて協業
博報堂DYメディアパートナーズと株式会社小学館は、アバターサービスの共同開発などを行い、様々な体験機会を提供することで、XR領域のテクノロジーを活用した新たなエンタテインメントを創造していきます。
両社は協業の第一弾として、XR領域における新たな可能性を模索するべく、アバターサービス「Snap AvatarTM」の共同実証実験を開始します。なお本実証実験は、博報堂テクノロジーズが取り組んでいるアバターサービスプラットフォーム(※1)と連携したものとなります。
Snap AvatarTM(商標登録出願中)について
共同実証実験を行うアバターサービス「Snap AvatarTM」は、全身スキャン(※2)をした自身の3Dデータを元に、簡単に/瞬時にコンテンツの世界観を反映した3Dアバターを作成できるサービスとなります。
(※1)アバターサービスプラットフォームについて
博報堂テクノロジーズでは、先端テクノロジーによって新たに生まれる生活者との接点を「生活者インターフェース」と捉え研究を進める中で、生活者が一度専用筐体でスキャンし自身の3Dアバターを生成したり、自分の価値観や世界観を表すキャラクターアバターを作るなど、複数のアバターを使ったサービスが可能となる博報堂DYグループ独自のサービス「アバターサービスプラットフォーム構想」の実現を目指し、アバター技術を活用したマーケティングの可能性に取り組んでおります。アバターは近い将来に、実空間のみならずメタバース空間においても、「生活者と生活者」、「生活者と企業」とをつなぐ新たな接点となり、そこに新たな消費行動やサービス体験が生まれ得ると考えております。複数にまたがるアバターサービスで発生する行動データを統合管理し、取得したデータに基づいてユーザーの嗜好性や行動をAI技術などを用いて予測するレコメンドエンジンを開発、本人の嗜好性やTPOに応じたエクスペリエンスを提供していくというビジョンを描いています。
(※2)3Dアバターを生成する技術及びデフォルメ技術等は株式会社VRCの技術となります。