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電通グループ、「xambr」をバーチャル体験プラットフォームとして提供開始

xambr

電通グループは、メタバース基盤システム「xambr」をアップデートし、それをプラットフォームとして提供することを発表します。当システムは、世界最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2023」のバーチャル会場「東京ゲームショウVR 2023」(以下「TGSVR2023」)での利用を皮切りに、大型イベントのメタバース化を推進するための主要なプラットフォームとして提供されることとなります。

電通グループは株式会社ambr(以下「ambr社」)※1の協力のもと、2021年の東京ゲームショウのバーチャル化の実施から、同イベントにおけるメタバース基盤システムの提供を手がけてきました。「東京ゲームショウVR 2022」※2のバーチャル会場の総来場者数は約40万人に上り、参加者アンケートにおいて98.5%が再来訪意向を示すなどの結果を受け、「TGSVR2023」を幕張メッセでのリアル会場よりも1週間長い11日間にわたって開催することになりました。新たな「xambr」システムを活用して、メタバース空間におけるエンターテインメント性、インタラクティブ性を更に強化することを目指します。主な特徴は以下のとおりです。

① あらゆるデバイスに対応し、気軽に楽しめるメタバース体験の提供を実現
ユーザーは「xambr」アプリをインストールすることで、TGSVRを皮切りに、さまざまなバーチャル体験を楽しむことが可能となります。「xambr」は従来のPC、PCVR、その他VR機器はもちろん、iOS / Androidのスマートフォンにも対応しています。これにより、より多くの人々にメタバース体験を提供し、気軽にバーチャル体験を楽しんでいただけるようになりました。

② ユーザーと企業双方に最適なメタバース体験を提供
「xambr」はハイエンドなグラフィックの実現に加え、詳細な統計データの取得やユーザー分析を行うことができます。電通グループの豊富なクリエイティブ力とデータ分析のノウハウを「xambr」に組み合わせることで、ユーザー・採用企業双方にとって最適なバーチャル体験の提供を実現します。ブランドやサービスの価値を最大限に引き出し、ユーザーに魅力を伝えるメタバース体験を提供していきます。

③ 「TGSVR2023」では海外企業を含む多種多様な企業にメタバース体験を提供
世界中からゲームファンが集う「TGSVR2023」には過去最大となる合計34社※3が参加します。ゲーム関連企業のみならず、飲料メーカーや住宅メーカーや保険会社などのプロモーション協賛企業も11社、そして海外からも12社が参加する予定です。昨年に引き続き、メタバース空間だからこそ生み出せるバーチャル体験を生かして、リアルでは提供できない付加価値の高い企業ブランド体験の場を提供します。

本件の中核を担うのは、「電通イノベーションイニシアティブ」(以下「DII」)のXRチームです。同チームでは、dentsu Japan※45社と共同で組成した共創型組織「XRX STUDIO(エックスアールエックス スタジオ)」との連携を通じて、企業のメタバース活用を統合的に支援する「インテグレーテッド メタバース ソリューション」※5を提供しています。引き続き、Roblox社とのパートナーシップなども合わせ、顧客企業・パートナー企業と連携を深めながら、メタバースやゲームなどを含む3Dメディア市場のさらなる創造・拡大に貢献していきます。


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