米国のニュースキュレーションアプリ「Artifact」、ローンチ1年でサービス終了へ
2024.1.22
Instagram 共同創業者 Kevin Systrom 氏とMike Krieger氏が立ち上げたニュースキュレーションアプリ「Artifact」が、サービスを終了することを発表しました。スターたちによるニュースキュレーションサービスということで大きな注目とユーザーも集めたが、わずか1年でのクローズになりました。
「Artifact」は、日本で言うとスマートニュースやGunosyのようなニュースキュレーションアプリです。AIによる学習機能など魅力的な機能が備わっており、ローンチから1年で44万4,000人の登録ユーザを擁し、投稿インタラクションの多くが1,000件を超えるなど順調そうに見えました。
しかし、スマートニュースが米国で停滞してしまった理由と同じように、「Artifact」も出だしこそ好調だったが、そのあとすぐに停滞してしまいました。ユーザー数やアクティブ数が思うように伸びず、また米国以外のユーザーの獲得も思うように進捗しなかったそうです。そのような状況で、OpenAIのような外的な競合因子も急成長してくるなど、厳しい市場環境となってしまったことが撤退の理由と言われています。
