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バリューコマース、23年12月期は減収減益

バリューコマース

バリューコマース23年12月期の決算を発表しました。売上高は、29,396百万円(前期比17.7%減)となりました。全体として、期初から事業環境の変化に伴うネガティブな影響を強く受けており、成果報酬型広告「アフィリエイト」及びオンラインモールのストア向けCRMツール「STORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)」については、前期比で大幅な減収となりました。一方で、クリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」については、厳しい事業環境の中、メーカー向け広告機能「StoreMatch Pro(ストアマッチプロ)」の利用の増加等により、小幅な減収にとどまりました。

販売費及び一般管理費は、人員増による人件費の増加のほか、健全なアフィリエイトネットワーク運営のための審査やパトロールの強化、セキュリティ強化のためのシステム費用や新規サービスのプロモーション費用の増加等により、4,919百万円(前期比7.5%増)となりました。

営業利益は、売上高の減少及び販売費及び一般管理費の増加等により、5,229百万円(前期比36.6%減)となりました。

経常利益は、営業外費用に投資事業組合運用損22百万円を計上したこと等により、5,217百万円(前期比37.3%減)となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等1,640百万円を計上したほか、連結子会社であるダイナテック株式会社に係る資産等の減損損失144百万円を計上したこと等により、3,400百万円(前期比41.4%減)となりました。

①マーケティングソリューションズ事業
連結会計年度におきましては、「アフィリエイト」については、旅行分野で回復がみられたものの、主に金融分野の広告主の出稿方針変更及び広告予算抑制により、前期比で大幅な減収となりました。この結果、セグメント売上高は11,789百万円(前期比26.3%減)、セグメント利益は1,853百万円(前期比35.1%減)となりました。

②ECソリューションズ事業
セグメント売上高は17,606百万円(前期比10.6%減)、セグメント利益は4,811百万円(前期比28.2%減)となりました。

次期の連結業績見通しは、売上高28,300百万円(前期比3.7%減)、営業利益4,000百万円(前期比23.5%減)、経常利益4,000百万円(前期比23.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,700百万円(前期比20.6%減)を計画。


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