ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

サイバーエージェント、AIを活用したクリエイティブ確認サポートシステムを提供開始

サイバーエージェント

サイバーエージェントはインターネット広告事業において、AIを活用したクリエイティブ確認サポートシステム「極予測やりとりAI」を開発し、広告主企業向けに提供を開始しました。

本システムではAIを活用することで広告クリエイティブの確認から入稿までの作業時間・工数を短縮し、最短当日入稿・配信を実現します。また、システム上で「極予測AI」の効果予測スコアの確認が可能となり、広告主企業のみなさまのよりスムーズな承認可否・判断をサポートいたします。

 

■開発の背景
生成AI技術が急速に進化し、あらゆる産業・ビジネスにおいて活用が拡大しています。インターネット広告においても生成AIによる広告クリエイティブの制作量が膨大となり、これまでのような人的な確認作業が甚大になっている課題を解決するために本システムの開発に至りました。■「極予測やりとりAI」について
「極予測やりとりAI」では、AIを活用しクリエイティブ制作や入稿フローにおける当社内および広告主企業と当社間の確認作業を効率化いたします。
さらに、「極予測AI」によって制作した広告クリエイティブの効果予測値の確認が可能となることで、広告主企業のみなさまのよりスムーズな承認可否・判断をサポートいたします。

ポイント1:最短当日で配信可能
これまで広告クリエイティブ制作を開始してから入稿に至るまで、当社内および当社と広告主企業間における確認作業に平均8営業日を要していました。
このたび開発した「極予測やりとりAI」を導入することにより、最短1日での関係各所の確認作業および配信を実現します。ポイント2:極予測AIで算出された「効果スコア」により判断をスムーズに
「極予測AI」でクリエイティブ制作時に判定された「効果スコア」を表示することにより、広告主企業の担当者は承認可否の判断がしやすくなりました。なお、現状配信1位の広告よりも効果予測値の高い値のクリエイティブのみが納品対象となります。

ポイント3:チャットツール連携
クリエイティブに関わるやりとりがスムーズになるように、まずはチャットツールのSlackと連携を開始しました。これによりSlack上でクリエイティブ確認と承認およびその後の入稿指示まで行うことが可能となりました。

ポイント4:レギュレーションの一元管理と専門チームによる事前チェック
広告主企業ごとのレギュレーションの一元管理をし、まずは有人による事前確認を行った上で納品しております。 ※有人のレギュレーション監修をAIで代替していきます。

これらの機能により、以前は納品後の翌営業日に確認を行っていた広告主企業のご担当者様が、当日中に数時間でクリエイティブを承認される事例も出てきております。さらに2024年11月を目途に、入稿APIを活用した広告の自動入稿機能の実装を予定しております。本機能により、広告主が承認したクリエイティブにテキストと計測に必要なパラメーターを自動発行し、入稿までを自動で行うことが可能になります(※2)。これによりクリエイティブ進行から配信に要していた時間を最大限短縮させ、広告効果の改善に寄与することができます。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加