CARTA HD、24年通期予想を修正 コストコントロールで利益増加
2024.8.9
CARTA HDは、24年通期予想の修正を発表しました。売上高に変更はないものの、コストコントロールなどで利益は前回予想より上方修正となります。
修正内容について
現在の事業環境について、デジタルマーケティング事業における直販取扱高や電通グループとの新規協業取扱高が順調に伸長していること、Google 社の Chrome ブラウザにおけるサードパーティ Cookie の利用廃止が撤回されたことはプラス要因ですが、一方で予約型広告の落ち込みが続いているため、売上高は前回発表予想と変わらず 240 億円の見込みとなっております。
営業利益に関しては、コストコントロールの実施により販売管理費を効率的に投下できていることから、前回発表予想を 5 億円上回る 20 億円の見込みとなっております。経常利益については、営業利益の増加に加え、2024 年 12 月期第 2 四半期において為替差益を計上したこと等により、前回発表予想を 7 億円上回る 21 億円の見込みとなっております。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益の増加に加え、投資有価証券売却益の計上や連結子会社の清算に伴う法人税等の減少により、前回発表予想を 8 億円上回る 16 億円の見込みとなっております。