インティメート・マージャー、Googleのクッキー廃止の撤回を受けて業績予想を下方修正 利益は約4割縮小
2024.8.14
インティメート・マージャーは、2024 年9月期通期の連結業績予想および個別業績予想の修正を発表しました。主な修正理由は、先日Googleが発表をしたは 3rd Party Cookie の廃止の取り止めです。
修正内容
前回発表予想
売上高:3,455百万円
営業利益:145百万円
経常利益:145百万円
当期純利益:94百万円
今回修正予想
売上高:3,040百万円
営業利益:89百万円
経常利益:90百万円
当期純利益:59百万円
修正理由
2024 年後半に予定されていた Google の Web ブラウザの Chrome における 3rd Party Cookie 廃止に向けて、当社の主力ソリューションであるマーケティング支援売上において売上増加を見込んでおりましたが、廃止時期の延期が続き、2024 年7月には 3rd Party Cookie の廃止の取り止めが発表されました。これにより、「ポスト Cookie ソリューション」に対する費用投下が先延ばしとされ、アカウント数、案件単価ともに前回予想を下回る見込みとなったことから、売上高の予想を下方修正いたしました。
費用面に関しましては、生成系 AI を活用した業務の効率化による人員計画の見直しや、業績と連動した株式報酬制度の影響により、販売費及び一般管理費は前回予想を下回る見込みですが、売上の下振れによる売上総利益の乖離をカバーするほどにはいたらず、営業利益、経常利益及び当期純利益につきましても前回予想を下回る見込みです。