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Netflix、自社広告配信システムによる広告配信を11月からカナダでテスト配信 25年には世界リリースへ

2024.8.22

Netflix

Netflixは、5月にも発表していましたが、Netflix内の広告について自社広告サーバーによる配信を11月からカナダでテストを初めて、2025年中に世界でリリースすることを発表しました。その他にも計測関連などで、新たなパートナーシップや取り組みの進捗についても発表しています。

Netflixは、広告付きプランの成長で売上で利益を伸ばしています。その成長をさらに大きくするために、現在外部の広告配信システムを利用していますが、自前の広告配信システムに置き換えます。

広告主・広告代理店(マーケター)は、The Trade Desk、GoogleのDisplay & Video 360、XandrのいずれかのDSPを利用することで、Netflixの広告配信システムのプライベートマーケットプレイスと取引可能です。プライベート マーケットプレイスの購入は現在、米国・カナダ・ブラジル・メキシコで利用可能で、今後数か月以内にさらに世界中に拡大される予定です。さらに、11 月からはプログラマティック保証を含むさまざまな購入タイプに機能を拡張できるようになる予定です

インプレッション検証には、Google の Campaign Manager 360 と Innovid を導入し、不正行為と視認性の検証には DoubleVerify と Integral Ad Scienceがプログラマティック取引での計測について利用可能になりました。10 月にはすべての購入チャネルで利用できる予定です。

キャンペーン パフォーマンス測定については、NielsenOne、Lucid (または Cint)、EDO Inc.、NCSolutions、Kantar、Affinity Solutionsについて、あらゆる購入タイプで利用可能に拡張予定です。

クリーンルームサプライヤーについては、Snowflake Data Clean Roomsが既に提供されていますが、InfoSum と LiveRamp は今後数か月以内にリリースされる予定です。これらを利用することで、Netflix会員のデータを安全・安心なプライバシー保護環境で、広告主やマーケターが分析・活用などが可能になります。


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