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ディー・クリエイトとオルツ、「考査AIシステム」の実用を開始

オルツ
ディー・クリエイトは、オルツと、ダイレクトマーケティング事業分野で、AI活用に向けパートナーシップ体制を強化 推進し、TVインフォマーシャルを中心としたオフライン広告、オンライン広告のコンテンツ制作過程における考査検証において、AI技術を活用・応用すべく「考査AIシステム」の開発を進め、2024年7月に本システムを実用化しました。その後PoC等を行い、2024年度中に外部向け「SaaS型サービス」の開始を目指します。本システムは広告考査のみではなく、TVインフォマーシャル放送の際に必要な番組考査の領域もカバーしていることが特徴です。なお、本システムにおいては2024年8月に特許を出願しています。

『考査AIシステム』導入の目的
ディー・クリエイトは、創業以来20年以上にわたり、TVインフォマーシャル制作を中心に、数多くの考査交渉に携わり、パフォーマンスの高い広告コンテンツの制作に取り組んで参りました。そこで培った、考査ナレッジに加え、広告制作に おける各種ガイドライン等のルールを元に、より高度なAI技術、OCR技術等を応用した機械学習に知見を持つオルツの AI エンジンを導入し、システム開発に取り組むことで、考査検証の環境整備を実現し、社内の業務効率化・負荷軽減と、 考査検証 (高度な専門知識や経験が必要)の品質の平準化と安定化を目指し、開発に着手しました。

『AI考査システム』ソリューションサービスの提供
現行、「考査検証」は、広告主をはじめ、広告会社、制作会社等広告制作に携わる企業において重要なチェック機能であり、広告を発信する媒体社においては、専門知識や経験を有したベテラン担当者が担っています。ここにAI技術を導入 することにより、データ検証や業務工程の80%以上の人的対応をRPA化に置き換え、検証精度の向上、検証基準の平準化・安定化、検証業務の効率化が可能になると判断し、『AI考査システム』の開発を進めて参りました。 ディー・クリエイトは、自社内向けの開発に留まらず、考査検証を実施している得意先・取引先などの外部向けに、 『SaaS型サービス』の開発・提供を構想しており、2024年度中の導入を目指し、今後もディー・クリエイトとオルツ のAIビジネス共創パートナーシップ体制を強化推進して参ります。


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