エフエム東京、ラジオマーケティングのDXに向けてフラッグ社と資本提携し新会社を設立
エフエム東京(以下「TOKYO FM」)とエンターテインメント分野を中心にデジタル広告の運用を手掛けるフラッグは、ラジオマーケティングのDXに向けて資本提携と共同で株式会社ラジオDXアライアンスを2024年10月1日付けで設立することを発表しました。資本金は資本準備金を含めて7000万円で、エフエム東京が7割、残りをフラッグが出資します。ラジオマーケティングのDXを推進するために、ラジオDXアライアンスにてデジタル技術を活用した新たなマーケティンプロモーションサービスの開発・提供を開始します。
取り組み内容
①ラジオ放送と連動したデジタル広告の企画・開発
ラジオ番組を動画コンテンツ化してインターネットや他メディアで配信したり、収録した動画を動画広告に活用するなど、ラジオ番組コンテンツを有効活用したDX展開を強化していきます。ラジオ番組をデジタル広告や屋外広告、タクシー広告など、ラジオ以外の広告メディアで活用することで、クライアントにはラジオ放送では捉えきれない幅広いターゲットへのリーチと、コンテンツ制作のコストメリットが提供可能となるTOKYO FMオリジナルのラジオコンテンツDXの形を、新会社を通してさらに進化させていきます。
②Podcast市場向けの新たな音声コンテンツの企画・開発
ラジオ番組の制作ノウハウや、アーティスト・各事務所との強力なネットワークを活かし、成長中のPodcast市場向けの音声コンテンツを積極的に企画・開発いたします。また、ラジオ地上波放送との連携施策も推進してまいります。
③radikoの聴取データやラジオ局のウェブサイト訪問データ等を活用した、新たなデジタル広告の開発
radikoの聴取データやラジオ局のウェブサイト訪問データなどを活用し、インターネット上でターゲットに正確にリーチできるデジタル広告商材を開発します。月間利用者数が約900万人、1日あたり約180万人が利用しているradikoアプリを通して得られるTOKYO FM/JFN系列局の番組聴取データや熱量の高いリスナーがアクセスする各番組HPなどへのアクセス情報などを活用し、ラジオ媒体独自の1stパーティーデータを活用したデジタル広告を目指します。
ラジオDXアライアンス 代表取締役社長 常盤 一赳
(株式会社エフエム東京 ビジネスソリューション局営業推進部長 兼 ネットワーク部長)
2008年よりTOKYO FMにて、数多くのクライアント様や代理店様及び関係各所の皆様とラジオセールスを行ってまいりました。入社当時とはメディア環境も大きく変化していることを日々感じております。今まで培ってきたTOKYO FMでの経験やネットワークを活かし、この「ラジオDXアライアンス」を通して、ラジオ業界の変化と進化を牽引する存在を目指してまいります。
・プロフィール
2008年 エフエム東京入社 営業局営業部配属
2019年 デジタル戦略局データマーケティングチーム兼務
2022年 ビジネスソリューション局営業推進部長 兼 ネットワーク部長(現職)
ラジオDXアライアンス(RDA)
会社名:株式会社ラジオDXアライアンス
所在地:東京都千代田区麹町一丁目7番地(TOKYO FM内)
代表者:常盤 一赳
設立: 2024年10月予定
URL:https://www.radiodx.co.jp/
事業内容:ラジオマーケティング、ラジオコンテンツのDX支援