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東京通信グループ、通期予想を下方修正 人材紹介事業などから撤退

東京通信グループは、2024年12月期通期決算予想の下方修正を発表しました。営業利益・経常利益ともに赤字の予想になりました。また、人材紹介事業などからの撤退も合わせて発表しました。

業績予想修正

東京通信

修正の理由

売上高につきましては、前回発表予想に対して 2,250 百万円減の 5,750 百万円となる見込みであり、セグメント別の減少要因は以下の通りです。

(メディア事業)
新たな収益機会の獲得を目指し、メディア事業においてハイブリッドカジュアルゲームアプリの開発に積極的に取り組んでまいりましたが、ヒットタイトルの創出に至らず、また、ハイブリッドカジュアルゲームアプリの開発に経営資源を重点配分した結果、主軸のカジュアルゲームアプリ及びハイパーカジュアルゲームアプリのリリース本数ならびに運用本数が想定を下回る見込みとなったことにより、前回発表予想に対して 1,604 百万円の減少となる見込みです。

また、上記の現状を受けて、ハイブリッドカジュアルゲーム事業、Nintendo Switchゲーム配信事業を縮小予定です。

(プラットフォーム事業)
プラットフォーム事業は、「電話占いサービス事業」、「ヘルステック事業」、「エンタメテック事業」が属しております。プラットフォーム事業は、電話占いサービス事業において、主軸の「電話占いカリス」を中心に「SATORI 電話占い」及び「恋愛相談 METHOD」が順調に推移し、売上高は第3四半期連結累計期間において、前年同期を上回って推移しておりますが、「ヘルステック事業」、「エンタメテック事業」は計画段階での目標設定に見直す点があり、ターゲット顧客にリーチすることができなかった影響により、前回発表予想に対しては 335 百万円の減少となる見込みです。それらを受けてヘルステック事業を縮小する予定です。

(その他)
その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントでありますが、ファンクラブビジネス事業、メタバース事業、デジタルサイネージ事業、人材紹介事業、投資事業及び新規事業開発等に取り組んでおります。当該区分における事業は、「利益化フェーズ」への移行を目指す、「構想・開発フェーズ」または「事業化フェーズ」に位置付ける新規事業群であります。

メタバース事業は、株式会社アミザが開発するプラットフォーム「AMIZA CITY GINZA」の立ち上げに遅れが生じております。

ファンクラブビジネス事業は、イベント運営及び EC サービスの取り組みにおいて、計画通りに収益化が図れていない状況が継続しており、今後につきましては、当社が保有する NIDT(暗号資産)(※4)の価値向上ならびにメタバース・NFT 等の Web3.0 領域におけるサービス開発に注力する方針であり、イベント運営及び ECサービスの取り組みは撤退する方向で調整しております。

その他、デジタルサイネージ事業は見込み顧客の方針変更が発生しており、人材紹介事業は事業の立ち上げが計画通りに進まなかった影響が生じております。人材紹介事業につきましても、今後、事業撤退の方向で調整しております。


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