西日本新聞社、九州大学に教員として出向していた社員が不正受給 既に解雇済
2025.2.14
九州大学は、西日本新聞社から出向していた男性教員が、虚偽の出張申請を繰り返し、旅費計約238万円を不正受給していたと発表しました。
男性は懲戒解雇されており、九州大学は男性に返済を求めており、一部は返済されているが、処分はこれから対処するとしています。
九州大学などによると、男性は2015年4月~22年3月、大学院法学研究院に出向し、客員教授として西日本新聞社の寄付講座を担当。その間、セミナーやイベントなどに参加すると虚偽の申請をし、37件計約238万円の旅費を不正受給していた。また、出勤していない日(計208日)を出勤したと偽り、給与の一部を不正に受け取っていました。
男性は、西日本新聞社からも寄付講座関連の交通費約150万円を不正受給したとして、22年4月に懲戒解雇されており、会社の経費にとどまらずに、大学の経費も不正受給をしていたことになります。