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VOYAGE GROUP、SSPのKauliを14.8億円で子会社化

2015.4.23

VOYAGE GROUP発表より:

当社は、平成 27 年4月 22 日開催の臨時取締役会において、以下のとおり、Kauli 株式会社(以下、「Kauli」)の全株式を取得し、連結子会社化することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。

1.株式取得の理由
当社グループは、「人を軸にした事業開発会社」として、インターネット領域において様々な事業開発を進め、ウェブサイトやアプリの広告収益最大化を行う SSP(Supply Side Platform)等のアドテクノロジー事業と、「ECナビ」、「PeX」といったポイントを活用したメディアの企画や運営等を行うメディア事業の2つを主力事業として展開しております。

当社グループがおかれているインターネット広告市場は、スマートフォンの普及や通信環境の整備等により、引き続き拡大を続けております。株式会社電通の公表による平成 26 年のインターネット広告費は前年から12.1%増加し 1 兆 519 億円までに拡大しております。さらに中でも運用型広告費(※)は 5,106 億円と前年から23.9%増加の高成長が続いております。

このような市場環境のもと、当社グループのアドテクノロジー事業においては、平成 22 年より媒体社に対して広告収益最大化を行う SSP「Fluct」のサービス提供を行い、現在では国内 SSP 市場における売上シェアでナンバーワン(当社推定)となっております。また、今後より成長の予測されるスマートフォン広告市場においても、SSP としてのポジションを固めるべく、導入先媒体社の開拓やサービスの強化へ注力しております。

一方で、Kauli は、平成 21 年2月に創業し、アドネットワーク事業に加え、平成 22 年より SSP「Kauli」のサービスを開始し、データマイニングに強みを持った独立系 SSP として順調に事業を拡大してまいりました。

この度、当社グループは、更なる SSP 事業の拡大を目的として、Kauli の全株式を取得することといたしました。これにより、国内 SSP 市場における売上シェアで圧倒的ナンバーワンを目指すとともに、両社の持つノウハウやサービスを融合させることにより、事業の拡大を更に加速させてまいります。

※運用型広告とは、膨大なデータを処理するプラットフォームにより、広告の最適化を自動的もしくは即時的に支援する広告手法のこと。検索連動広告や一部のアドネットワークが含まれるほか、新しく登場してきた DSP(広告主側からみた広告効果の最大化を支援するシステム)/アドエクスチェンジ/SSP(媒体社側からみた広告効率の最大化を支援するシステム)などが典型例として挙げられる。なお、枠売り広告、タイアップ広告、アフィリエイト広告などは、運用型広告には含まれない。(株式会社電通「2014 年 日本の広告費」より)


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