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DACのDMP「AudienceOne®」、シンガポールNear社のロケーションデータプラットフォーム「AllSpark」と連携を開始

2015.11.4

 このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:矢嶋弘毅、東証JASDAQ 証券コード:4281、以下 DAC)と、シンガポールのNear Pte. Ltd.(本社:シンガポール、日本オフィス:東京都渋谷区、以下 Near)は、DACが提供するデータ・マネジメント・プラットフォーム (DMP) 「AudienceOne®」と、Near社が提供するロケーションデータ活用プラットフォーム「AllSpark」の国内初のデータ連携を開始し、共同でリアル行動データに基づいた効果的な広告配信を行うこととなりましたので、お知らせいたします。

 

■「AudienceOne®」と「AllSpark」について

 「AudienceOne®」は広告配信結果、ソーシャルメディア、提携企業の3rdPartyデータなどを収集・解析し、見込顧客の発見や既存顧客のロイヤルカスタマー化などの様々なマーケティング施策に活用できる、データ・マネジメント・プラットフォームです。収集したオーディエンスデータをもとに、多様なセグメントを作成することができ、さらにセグメントのデモグラフィック情報や、流入キーワードと掛け合わせた分析を行うことが可能です。

 DMPとして国内最大級のデータ量を扱い、ユニークブラウザ数4億を超えるオーディエンスデータやアプリデータを保有し、格納するデータ量は1兆レコードを超えます。

 

 「AllSpark」は、スマートフォンのアプリから得られる消費者の許諾済の位置情報を活用して、独自のオーディエンス構築を可能にするプラットフォームです。クライアント企業は位置情報やPOI(Point of Interest)データなどを分析したオーディエンスをもとにして、NearのDSPや、他社のDSPと連携した広告配信が可能になります。また、クライアント企業が保有するプライベートDMPや他の3rdPartyのデータを組み合わせ、独自のセグメントを構築できる柔軟性を持っています。

 将来的には広告配信のみならず、Webサイトのコンテンツやマーケティングオートメーションツール等の連携など、幅広いコミュニケーションでの利用が期待できるロケーションインテリジェンスプラットフォームです。

 

連携の概要

 「AudienceOne®」と「AllSpark」は、国内初のシームレスなデータ連携を行います。プライバシー保護の安全な環境の下、スマートフォンのアプリから得られる消費者の許諾済の位置情報データや、POI(Point of Interest)データを分析できる「AllSpark」の強みと、属性やライフスタイル・趣味などのデータ、加えて3rdPartyデータを用いた分析ができる「AudienceOne®」の強みをかけ合わせることで、より効果的なオーディエンスセグメントを作成することができます。こうしたセグメント情報を「AudienceOne®」の連携先である数多くの広告配信プラットフォーム、特に、DACの連結子会社である株式会社プラットフォーム・ワンの提供するDSP「MarketOne®」を活用することにより、効果的な見込み客へのリーチなど、マーケティングROIの向上を図ることができます。

 

 

 具体的な活用方法として、生活者の利用駅や路線・沿線の店舗情報の配信や、リアル行動傾向およびオンラインで得られる属性・興味関心などを解析し、最適な曜日・時間帯で最適な情報を生活者へ届けることなどが可能となります。

 

 DACとNear社は、この度のデータおよび製品連携にとどまらず、デジタルマーケティングに有効な位置データの分析・活用方法の研究を共同で実施してまいります。


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