OathグループのFlurry Analytics、「モバイルアプリの利用実態調査」を公開
OathグループのFlurry Analytics(以下、Flurry)は、2016年に誕生から10年を迎えたモバイルアプリの現状について調査を実施、結果を公開しましたので、お知らせいたします。
■Flurry Analytics、「モバイルアプリの利用実態調査」
URL: https://www.oath.com/ja/blog/flurry-analytics/
本調査は、グローバルでは21億台のデバイス(主にスマートフォン、タブレットなどiOSまたはAndroidを搭載するもの)にインストールされた100万個以上のアプリアクティビティの総合データを、また日本では3,166社の協力の元、7,600万台以上のデバイスにインストールされた21,000個以上のアプリアクティビティの総合データを基にしています。
調査サマリー
・2015年から2016年にかけて、日本でのモバイル利用率は前年比14%増加。
・ユーティリティ&生産性向上アプリ(ファイル共有アプリやタスク管理アプリなど)の成長率が73%増と最高値を記録。パーソナライゼーションアプリ(絵文字キーボードや着メロアプリなど)は-14%と最も減少が著しい結果となった。
・日本ではミドルサイズ(画面サイズが4~5インチ)のスマートフォンのシェアが市場の61%を占めており、ファブレット(画面サイズが5~6.9インチ)デバイスが50%を占めるグローバル結果と比べユニークな面が明らかになった。
・人気のあるスマートフォンメーカーについては、Appleが60%という圧倒的なマーケットシェアを獲得。第2位はソニーの14%、第3位はシャープの7%と続いた。
Flurryでは今回の結果を踏まえ、2018年以降も日本は引き続きモバイルアプリ利用が増加し続けるのでは、と推測しています。そのため、モバイルアプリ開発者にとっては引き続き好機に恵まれると言えるでしょう。デバイスに関しては、グローバルトレンドと同様に日本でもファブレットの人気が拡大するのでは、と予想しています。現状、iPhoneの人気もありAppleが圧倒的なリードを誇っていますが、2位以降に続く日本メーカーの人気は根強く、2018年以降はますます活発な市場競争が繰り広げられるのではないでしょうか。
なお、本調査の2017年版は2018年初旬に公開を予定しております。後日、こちらも併せてご確認頂けますと幸いです。
Flurry Analyticsについて
Flurry Analyticsは業界をリードするモバイル分析とマネタイズ、広告出稿のプラットフォームです。アプリケーション開発者やマーケッターはFlurry Analyticsを活用し、ユーザー行動やアプリ内広告へのユーザーの反応を分析できます。2008年にローンチしたFlurry Analyticsは、現在約250,000人の開発者をサポートしており、21億個以上のデバイスにインストールされ、毎日100億を超えるセッション数を生み出す100万個以上のモバイルアプリケーションに対応しています。
※現在は英語でのサービスのみ展開しています。
URL: https://developer.yahoo.com/analytics/
Oath Japan株式会社について
米ベライゾンの子会社であるOathは、「Build Brand People Love(人々に愛されるブランドを築く)」を掲げ、グローバルで保有する50以上のメディアとテクノロジーブランドのダイナミックな総合企業として、世界で10億人にリーチしています。Oathは、デジタルとモバイルのグローバルリーダーとして、メディアの未来を創造していきます。
Oath Japanは、Oath(Americas)Inc.の日本法人です。プログラマティック広告のソリューションプラットフォームである“ONE by AOL”を通じて、広告主ならびに媒体社に、シンプルかつオープンな高機能の広告配信テクノロジーサービスを総合的に提供しています。また、2017年8月よりAOLオンライン・ジャパンと事業統合し、ガジェットファン向けサイト「Engadget 日本版」、テクノロジーメディア「TechCrunch Japan」、自動車Webメディア「Autoblog 日本版」、エンタメ情報サイト「AOLニュース」等のメディア事業も展開しています。
URL: https://www.oath.com/ja/