DAC、医療用医薬品業界特化型のLINEビジネスコネクト対応ソリューション「DialogOneメディカルパッケージ」の提供を開始
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:島田 雅也、以下 DAC)と、株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、代表取締役社長:田村栄治、以下 スパイスボックス)は、医療用医薬品業界に特化したLINE ビジネスコネクト(※1)対応ソリューション「DialogOneメディカルパッケージ」を共同開発し、提供を開始いたしました。
本サービスにおいて、DACはLINE上でコミュニケーションを行うためのシステム開発を行い、スパイスボックスは医療専門チームにてこれまで培ってきたノウハウをもとに、LINEアカウントへのユーザーの誘導からコミュニケーション内容の企画まで、メディカルパッケージの設計全体をサポートいたします。
これにより、医療用医薬品メーカーはLINEを通して医師や患者とOne to Oneコミュニケーションを行い、医療情報を効果的に届けることが可能となります。
「DialogOneメディカルパッケージ」サービス概要
「DialogOneメディカルパッケージ」は、DACの「DialogOne(※2)」に医療用医薬品メーカー向けの専用機能を搭載したものです。「DialogOne」を利用することで、病院や医薬品のデータベースをLINE公式アカウントで管理する情報に連携させたり、ユーザー属性ごとにメッセージを配信したりすることが可能になります。
▼「DialogOneメディカルパッケージ」提供イメージ
また、本サービスは、医師と患者向け情報発信に特化した以下の機能も備えており、医療用医薬品メーカーは自社のニーズに合わせて各機能を選択して利用することができます。
「DialogOne」はこれまで、人工知能による会話機能追加、マルチスクリーン/マルチデバイスのキャンペーンを一元管理するマーケティングプラットフォームとの機能連携、スマートフォン向け販促プラットフォームとの連携、そしてデジタルギフト流通プラットフォームとの連携など、各種ツールやソリューションとの提携を行い、継続的に機能を拡大してきました。また、新たなプラットフォーム「Facebook Messenger」にも対応し、欧米やアジアで利用者の多いメッセージングサービスへの対応も進めております。今後も積極的な機能拡充により、さまざまな企業のマーケティング活動を支援してまいります。
(※1)「LINE ビジネスコネクト」は、LINE株式会社がアカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービスです。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになります。さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になります。(LINEでは、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはありません。)
(※2)「DialogOne」は、LINE ビジネスコネクトに対応しており、広告主が保有する顧客情報とLINEのアカウント情報などを掛け合わせ、LINE公式アカウントをより高度に活用することができるメッセージングサービス管理ソリューションです。これにより、ユーザーひとりひとりに適したメッセージを配信し、One to Oneコミュニケーションを実現します http://dialogone.jp/
(※3)株式会社StudioOusia(スタジオウーシア)は、2007年に設立された人工知能を用いて世界レベルの精度を持つ自然言語プラットフォームを開発する技術集団です。2015年には自然言語処理の根幹というべき技術、Entity Linkingにおいて、WWW及びACL(著名な国際学術会議)が主宰するコンペティションで連続優勝。2016年6月8日には、自然言語処理技術の集大成であるOpen Question Answering(質問応答)システムを使い、NAACL(ACLの分科会)でのクイズコンペで、回答精度において2位以下のシステムに大きな差をつけ優勝を果たしています。このコンペは該当分野で世界的に著名な米コロラド大学ボルダー校の研究チームが開催しています。2位システムは主催者であるコロラド大学によるもので、昨年末にIBMの開発した質問応答システムWatsonと対戦し大差で勝利しています。 http://www.ousia.jp/ja/