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DACの「AudienceOne®」、ランドスケイプの「エリア別富裕層データ」と連携を開始

2016.11.7

DAC 富裕層

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:島田雅也、以下 DAC)と、データベースマーケティングを支援する株式会社ランドスケイプ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:福富七海、以下 ランドスケイプ)は、DACが提供するデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)「AudienceOne®」(※1)と、ランドスケイプが構築した「エリア別富裕層データ」を連携し、郵便番号別に富裕層エリアを特定したインターネット広告の提供を開始いたしました。

背景

 従来、富裕層をターゲットとした広告配信を行う場合は、富裕層が見ている確率の高い専門メディアへ出稿したり、推定年収や高級商材関連の閲覧履歴などのオンラインデータを基にしたターゲティング広告を実施したりするのが一般的でした。 今回新たに、DACとランドスケイプは、一億円以上の金融資産を保有している富裕層のオフラインデータを活用し、オンライン閲覧履歴ではなくエリア別の富裕度を判定しターゲティングするという新しい手法を開発し、サービス提供を開始しました。

サービス概要

 ランドスケイプは、約9500万件の消費者データから「職業属性」・「居住属性」・「富裕属性」などを基に、推定資産1億円以上の「富裕層データベース」として約210万件を構築しており、ラグジュアリーブランドや不動産、銀行、証券会社などのマーケティングに活用してきました。このデータベースを、郵便番号別に富裕度を判定できる「エリア別富裕層データ」として再構築し、DACが独自開発した「AudienceOne®」の「インターネットユーザーの居住地・郵便番号推定」技術と組み合わせることで、富裕層世帯率の高い郵便番号エリアのユーザーへのオンライン広告出稿を可能にしています。
 第一弾商品として、DACのDSP「MarketOne®」において富裕層ターゲティング広告を開始しており、今後は「AudienceOne®」と既に連携しているYahoo! JapanやGoogleなどの広告商品(DSPやアドネットワーク)への対応を予定しています。なお、資生堂ジャパン様にて実施した検証結果では、広告へのクリック率が従来よりも2~3倍高い数値を実現しました。

DAC 富裕層

DACとランドスケイプはそれぞれ強みをもつ領域の知見を交換し、両社でより統合的なマーケティングの実現を目指して取り組んでまいります。


(※1)DACが開発し提供している「AudienceOne®」は、広告配信結果、ソーシャルメディア、提携企業の3rd Partyデータなどを収集・解析し、見込顧客の発見や既存顧客のロイヤルカスタマー化などの様々なマーケティング施策に活用できるDMPです。DMPとして国内最大級のデータ量を扱い、ユニークブラウザ数4.5億を超えるオーディエンスデータやアプリデータを保有し、格納するデータ量は1兆レコードを超えます。


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